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東峰「それで、お昼休みじゃ終わらなかったから部活前に持ち越したんだな」
「そういうこと、なんせ分からないところ多すぎて…」
昼休み、私たち4人はご飯を食べたあと田中とノヤに勉強を教えた。
けれど、そもそも基礎が全く出来てなくて教える以前の問題だった。
田中「なぁ！ここの問題って」
「いや、そこまで進めるほどあんた基礎ないから」
バカなの？と言いながら基礎の復習をする
田中「こんな記号見た事ないぞ」
「これ授業でやったから、ふざけてる？」
田中「俺はいつだって真面目だ！！」
「ならまとめた記号覚えて、スイヘーリーベー…｣
基礎もできない、暗記する気もない、やる気もない
なんでこんなやつに勉強を教えなきゃいけないのか
理由を考えてみたけど、バレー部が関わってるからだと思う
お兄ちゃんの好きなバレー部がちゃんと練習できて、強くなって春高に行けるのなら
…もう少し頑張ってみるか
「あんたがバレー部じゃなかったら殴ってたわ」
田中「はぁ！？」
「はいこっち見ない、ノート見る、手動かす」
.
澤村「なんかあれだな、A…月島に似てるな」
東峰「えぇ！？」
菅原「確かに」
そう言われて、月島って誰だろうと思い周りを見渡す
「あ」
月島「…」
目が合ったのに、顔をしかめて目を逸らした彼がきっと月島なんだろう
私が、あのメガネに似てる…？
「お兄ちゃん、私あんなにデカくないよ」
東峰「そっち！？」
確かに女子の中じゃ大きい方だけど、バレー部に混ざると小さく見える
なんでこんなにデカいんだよみんな…
月島「あの、なんか用ですか」
「いや、おっきいなって思って」
月島「まぁ、このオレンジ頭よりはデカいんで」
日向「なんだと！？」
月島「口じゃなくて手動かしなよ、全然さっきから進んでないんだけど｣
あっちもあっちで大変そうだ
でも、田中よりはマシじゃないかな……
田中「なぁ、これであってるか？」
「惜しい、ここの計算間違ってる」
.
澤村「よし、もうすぐ練習始めるぞ」
「大地くん、今日見学させてもらっていい？｣
澤村「あぁ、いいぞ」
菅原「なるほどね、部活終わった後もコイツらに勉強教えるわけだ」
「そういうこと」
昼休みと部活前だけで終わるほど、あいつら2人の頭はよろしくない
だから、私が一肌脱いで部活が終わるまで待ってあげる
なんて優しいのか
「勉強しながら適当に見ておくね」
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テディ(プロフ) - 初めまして！面白く読ませてもらってます！ただ、30の森然高校の場所ですが、神奈川ではなく埼玉なので直していただけると嬉しいです。 (2021年5月26日 14時) (
レス) id: 67badbec1d (このIDを非表示/違反報告)
エビのフリッター - パンツWwwwww(´-ω-`) (2020年11月22日 15時) (レス) id: c78e05a8b6 (このIDを非表示/違反報告)
アリ。(プロフ) - 紗痲さん» こんばんは。コメントありがとうございます。これからものんびりと続けていきますので、よろしくお願いします。コロナにはお気をつけくださいね(^-^) (2020年4月24日 19時) (レス) id: c41ef356f5 (このIDを非表示/違反報告)
紗痲 - 続きを楽しみに待ってます。体調に気をつけて頑張ってください！ (2020年4月24日 19時) (レス) id: b7f700878d (このIDを非表示/違反報告)
アリ。(プロフ) - あさりさん» こんにちは。コメントありがとうございます。これからもマイペースに更新していきますので、よろしくお願いします(^^) (2020年4月24日 14時) (レス) id: c41ef356f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリ。 | 作成日時：2020年4月3日 16時
