28 ページ30
.
さて、宮城に着いたのは夜
お腹がすいてくる時間だし、眠くなってくる時間
今日の晩御飯はなにかな、と考えながら部室へと向かた
私は、あの2日間の合宿で思いついたことがあった
それは、いつものスポドリを少し濃くすること
なぜなら、汗をかいた時に必要なことは水分と塩分の補給
特に、これからの季節は汗をかきやすい
だけど、これまでのスポドリじゃ塩分量が足りない
だから、あの2日間で何回か試してみた
１回黒尾さんに飲んでもらったけど、水の分量調節に失敗したからか
粉をそのまま口に入れられたみたいだと言われた
だから、次の合宿までに研究するために
ボトルを1本、部室から借りようと思う
そう思って部室のドアを開けると、中には田中がいた
「なにしてんの？」
田中「おーA、実はここに前のテスト忘れて帰っててよ…」
「あー、あの赤点ギリギリのやつか」
田中「何も言い返せねぇ…」
落ち込む田中を横目に、ボトルを1本カバンに入れる
田中は気づいてないみたい
田中「もう暗いし、家まで送るぞ」
「おーありがとう」
田中の優しさに甘えて、2人で部室を出る
そしてバレーの話をしながら歩いていると、突然田中の腕が誰かに掴まれた
谷地「日向と影山くんが…！！」
「ひ、仁花ちゃん！？落ち着いて…」
田中「とりあえず、体育館だな！？」
仁花ちゃんの顔が真っ青だったので
ただ事じゃないと悟った私とは田中は体育館へと走る
そして、体育館へと走ると
日向「…強いやつには通用しねぇんだ！！！」
影山「んだと…！！」
喧嘩をしている日向と影山がいた
どうにか止めなきゃ、と思っていると
田中「お前らァ！喧嘩はやめろ！！」
そういいながら、田中が2人を殴っていた
あ、田中ちょっと興奮してるな
「とりあえず日向たちはネット片付けて、あと田中は落ち着け」
田中「おう…」
「仁花ちゃん、大丈夫？」
谷地「あの、す、すみません…」
「いや、影山と日向と田中が悪いから大丈夫」
田中「なんで俺も！？」
「なんで喧嘩してたか、教えてくれる？」
そう言い、仁花ちゃんから喧嘩の内容を聞く
要するに、あの音駒との試合の時にやった喧嘩の延長戦か
日向「あの、すみませんでした…」
影山「すみませんでした…」
「まぁ怪我ないならいいよ」
田中「じゃあ、気をつけて帰れよ」
そう言って、田中と2人で体育館をあとにした
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
テディ(プロフ) - 初めまして！面白く読ませてもらってます！ただ、30の森然高校の場所ですが、神奈川ではなく埼玉なので直していただけると嬉しいです。 (2021年5月26日 14時) (
レス) id: 67badbec1d (このIDを非表示/違反報告)
エビのフリッター - パンツWwwwww(´-ω-`) (2020年11月22日 15時) (レス) id: c78e05a8b6 (このIDを非表示/違反報告)
アリ。(プロフ) - 紗痲さん» こんばんは。コメントありがとうございます。これからものんびりと続けていきますので、よろしくお願いします。コロナにはお気をつけくださいね(^-^) (2020年4月24日 19時) (レス) id: c41ef356f5 (このIDを非表示/違反報告)
紗痲 - 続きを楽しみに待ってます。体調に気をつけて頑張ってください！ (2020年4月24日 19時) (レス) id: b7f700878d (このIDを非表示/違反報告)
アリ。(プロフ) - あさりさん» こんにちは。コメントありがとうございます。これからもマイペースに更新していきますので、よろしくお願いします(^^) (2020年4月24日 14時) (レス) id: c41ef356f5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アリ。 | 作成日時：2020年4月3日 16時
