肥満体型【ハイキュー】

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「はぁ〜買った買った」

花凛「私も久しぶりにこんな買ったわ」

縁下「紙袋なんこあるんだよ…」



それぞれ買い物を済ませて

休憩するためにカフェに入った



成田「おーい、取ってきたよ」

木下「なんで俺らが…」

花凛「ジャンケンで負けたんだから文句言うなー」



木下と成田が取りに行ってくれた飲み物とデザートをそれぞれ取る



成田「Aは相変わらずすごいな」

「お腹空いたからね〜」



私が頼んだのは、パフェとケーキ二種類とストレートティー

いつもこれぐらい食べるから、そのノリで頼んだ

縁下たちも最初はびっくりしてた

でも、もう慣れたみたい



「いただきまーす」

花凛「この抹茶パフェ一口食べる？」

「え、食べる」

木下「餌付け…」

「めちゃくちゃ美味しい、これ食べる？」

花凛「食べる」

「あーん」



花凛の抹茶パフェも、私が頼んだバナナパフェも、どっちもすごく美味しい

幸せってこういうことだ…

なのに、さっきから聞こえるヒソヒソとした声



『ねぇ、あそこの席の子すごくね？』

『スイーツ三つも食べてる…』

『そりゃあんだけ太るわ』

『ああいうタイプとは絶対付き合いたくない』



コソコソと話してるつもりなんだろうけど、私の耳にはしっかりと届いてる

まぁよく言われるし、慣れてるから

でも正直、私に聞こえない距離で言って欲しい



花凛「どうする？刺す？」

「フォーク置いて怖い」

木下「殴るか？」

「部活出れなくなるでしょ」

縁下「でも言われっぱなしっていうのはなぁ…」

「いいよ、いつもの事だし」



そう言ってるけど、結構傷ついてる

慣れてる、慣れてるよ？

でも、傷つく…



成田「なに？俺の友達になんか文句ある？」

「ちょ、いいってば」



成田が席を立って、あいつらの方を向いた

そして、花凛と木下も立つ



木下「言いたいことあるならはっきり言えよ」

花凛「人の体型に文句言えるほど偉いの？」

『いや、別に…』

縁下「まぁ落ち着けよ、バカになにか言ったって通じるわけないだろ」


最後の最後に、座ってケーキを食べながら縁下が煽る

なにこの人達怖い…



『あぁ！？誰がバカだって！？』


『お、おい』



縁下の挑発に乗った2人のうちの1人が、こっちに向かってくる

もう1人が静止する言葉は届いてないみたい



これは、どうしたらいいんだろう…


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