その場限りの口約束 ページ45
庵歌姫side
その場を去って行く楽厳寺学長に一礼して、メカ丸の拘束を外して腕を引っ張る
メ「ど、どこに…」
「
メカ丸が驚いた声を出す
「アンタが誰に加担して、裏切ったのか。何の為に裏切ったのか、洗いざらい話して貰う」
まぁ…大体予想付いてるけど
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
三「え！？縛っちゃったんですか！！？？」
加茂「先が遠のくな…」
メ「す…すまない」
メカ丸は、とある呪詛師が連れていた呪霊と手を組んでいたようなのだが……
……交換条件を作る為に縛ってしまったとの事だった
西宮「まあ…これで状況は分かったよね」
東堂「メカ丸と手を組んでいた呪霊が、確定で特級呪霊である事。流した情報は、大まかな予定と時刻と場所だけという事。交流会に侵入していた特級呪霊と関わりがある事だな」
……あら？
もしかして、メカ丸って…
真依「思ったのだけれど…
加茂「確かに…そう、だな。メカ丸の話を聞いている限りは、人員の配置の情報は流していない。メカ丸が流した情報のみなら、教師・職員陣の情報や呪具・呪物の倉庫といった情報はない筈………」
確かそうだ
当日はどの職員が何処にいるのか…
教師は誰が行くのか…
そういった情報はそもそもメカ丸が知る訳ない
「でもあの時…確かに敷地内に帳が降ろされた。ご丁寧に
三「……それって、
三輪の言葉に一同が驚く
でも…納得は出来てしまう
三「力で押さえ付けて…メカ丸を無理矢理口止めすれば…むしろ、そっちの方が一石二鳥な感じしませんか？」
西宮「何なら…本当に縛りを結んだのかすら怪しくなって来たよ…」
メ「あ………縛り、結んでいない………かも知れない」
…それ、はよ言えよ！！！
東堂「縛りはお互いに同意の元で成り立つ契約。片方が縛りと思っていなければ…それは縛りではない。ただの口約束だ」
真依「なら…メカ丸の口から、縛りの内容言えるんじゃないかしら」
メ「特級呪霊の術式を利用して、天与呪縛をなくそうとしていた……言えたな」
生徒達が嬉しそうにしている姿を見て、違和感が残る
「(…天与呪縛は魂を書き換えない限りなくなりなんてしないわ)」
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水泳進化人(プロフ) - あおさん» えめっちゃ嬉しいです！！！ありがとうございます！！！！ (2021年10月10日 21時) (
レス) id: ddf2ca19b2 (このIDを非表示/違反報告)
あお - 本っ当にこの作品めっっちゃ好きです…！更新頑張ってください！！ (2021年10月10日 19時) (レス) @page34 id: b46aa2ad25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水泳進化人 | 作成日時：2021年9月19日 15時
