ある日捨て猫拾ってみた (ページ1)

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【じゅじゅさんぽ ① 注意】記憶 * ページ1

注意。

少しネタバレが入ります。

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真人から彼女が、攫われたと報告を受けた時は
やはりかなんて己の思惑通りに口角を上げた

Aは真人を含める特級呪霊達に心を与えている

そんな不思議な力を持つ彼女に少なからず
興味を持っているのは明白で、私の感情とは
裏腹に疼く己の腕を押さえつけた

｢まぁそう、焦るなよ
いずれ私のものにするさ。｣

なんて、一人クスリと笑う

｢私の記憶に残る学生時代。
あの頃にもし彼女がいたら、どんな運命を辿って
いたんだろうね私は。｣

なんて一人空を見上げ瞳を閉じた

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ここからはifの話です。
苦手な方はバックしてください
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｢傑～、今日俺の友達が合コン行かないかって｣

｢珍しいね。悟にそんな友達がいたなんて驚いたな｣

｢あ"ぁ？！｣

｢まぁそう怒るなよ。折角悟の数少ない友人が
誘ってくれたんだ、行こうか｣

なんて、怒る悟を尻目に放課後、2人で合コン先へ
出向いた

｢おっ、来た来た悟～来てくれて悪ぃな
お前が居ると女の子達も盛り上がるからよ
って、あんたも結構なイケメンだな。モテるだろ？｣

なんて悟の友達に言われ、
そんなことは無いさなんて一応謙遜する。
ぶっちゃけこの間も女の子から告白されたばかりだが

｢今日の子達は期待していいぜ？
結構いい面の子達揃えてきたからさ｣

｢マジ？俺、結構五月蝿いよ｣

｢マジでマジで。俺1人
狙ってんだけどさ紹介してやるよ
おーい！Aちゃーん！しょうこちゃーん！｣

…A？しょうこ？

そこで、奥から現れたのは見知った顔の同級生

勿論悟もそれに気づき口をあんぐり開け
固まっている

｢チェンジで｣

『それはこっちのセリフだ悟！！
なんでお前らがここにいんだよ！！』

なんて怒るAにすかさず私が間に入った

｢悟の友達から誘われてね人数合わせに来たんだよ
逆にA達の方こそ珍しいんじゃないかい？
合コンとか興味無さそうだったけど｣

『いやこいつがなんか、無料で飲み食い
させてくれるってゆうから』

｢あァ…なるほど｣

なんて、悟の友達を親指で示す。

｢ま、まぁ顔見知りだったのは悪ぃ
他に女の子達もいるから勘弁してくれや
とにかく始めようぜ？｣

なんて、合コンは幕を開けた