Shintaro side ページ20
葬儀と告別式が終わり、俺達はこーちに車を運転してもらい、きょもの自宅へと向かう。
きょもの精神状態からすると、このまま自宅に帰して部屋で一人にするのも心配だという話になった。
ジェシー曰く、きょものパパは俳優業で忙しいし、今の大我の面倒はママ一人の手には負えない状況らしい。
何より、きょもには今一番俺達がついているのが安心できるだろうという政樹さんの意見によって決まったのが、ジェシーの家にきょもを泊めるという案だった。
それで俺達は今からきょもの家に荷物を取りに行くわけだ。
��｢なんか、俺が運転してるのって違和感あるな。｣
慎｢…そうだね。｣
北｢今まで樹だったし。｣
ジェ｢樹が体調悪い時くらいだったよな、こーちが運転してたの。｣
確かにそうだなぁ。
運転といえば基本樹だったから。
YouTubeでもそうだったし、プライベートも変わらず樹だった。
よく助手席で大我が餌やりみたいにして、樹にご飯食べさせてたっけ…。
既に懐かしいや…。
��｢よし、着いた。｣
ジェ｢大我、降りれる？｣
京｢…ん。｣
京本家に着き、車を降りる。
きょもはフラフラしながらも、ジェシーに支えられて車を降りる。
こーちがインターホンを押すと、中から政樹さんが出てくる。
政｢あぁ、みんなこんにちは。｣
��｢どうも、ご無沙汰してます。｣
政｢わざわざ寄ってもらって悪いね、荷物運びまで手伝わせちゃって…。｣
ジェ｢全然大丈夫ですよ…むしろ、大我が俺ん家で暮らすなんて本当に良かったんですか？｣
政｢良いんだよ、今の大我には君達が一番必要だからね、さぁ入って。｣
慎｢お邪魔します。｣
靴を脱ぎ、大我の部屋に入る。
久々に入ったが、何も変わっていない。
音楽の物ばかりの部屋、相変わらずだ。
ただ、きょもの部屋の割には少し散らかっている。
脱ぎっばなしの靴下や上着、床に転がっているティッシュのゴミ。
これを見ると、きょもがジェシーの家で暮らすのはあながち間違ってはいないなと思う。
慎｢きょも、これいる？｣
京｢それは置いていく…。｣
��｢俺これ運んでくるわー。｣
きょもに聞きながら必要な物をダンボールに詰めていく。
北斗とジェシーがそれを車に運ぶ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
樹華(プロフ) - kokoroさん» ありがとうございます！すごいセリフとか流れ雑なの自覚しているのですが、読んでいただけると嬉しいです！頑張ります！！ (2020年7月23日 2時) (
レス) id: e9014dd813 (このIDを非表示/違反報告)
kokoro(プロフ) - 凄く良い作品ですね！もう既に涙目になってしまいました(笑)更新頑張って下さい！ (2020年7月21日 22時) (レス) id: 1e1f0f3a45 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：樹華 | 作成日時：2020年7月19日 19時
