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病室を飛び出し、外に出る。
『あ、橘先生!』
橘「ヨ!」
それから、三井先生と優輔君がいた。
『こんばんは。優輔君』
優輔「こんばんは」
三井「今日は当直?」
『いえ、呼び出されて』苦笑
橘「そうか。お疲れ」
『はい。くれあちゃん、あっちで見ようか』
橘先生達とは離れた場所に移動する。
くれあ「あ、ハートの形だよ!」
『ホントだね』笑
こんな時、侑李と見たいと思ってしまうのは、最悪なのだろうか。
くれあ「せんせー!見て!綺麗だよ!」
『うん。綺麗だね』
くれあちゃんの笑顔は、花火より眩しい。
くれあ「…屋台、行けるかな?」
『行けるよ』
くれあ「施設って、何するの?」
『お友達と遊んだり、お勉強したりするの』
くれあ「へぇ〜。楽しそう!」
え?
『嫌じゃ、ないの?』
くれあ「うん!全然」
『くれあちゃん……』
藍沢「星宮、帰って良いぞ。婚約者が待ってるだろ?」
『藍沢先生…。大丈夫、判ってるから』
藍沢「そうか」
くれあちゃんの隣に座る。
くれあ「藍沢せんせー、綺麗だね!花火!」
藍沢「ああ、」
くれあ「たっまや〜〜〜!!!!」
『シーっ、病院だから』笑
くれあ「あ、そっか」笑
藍沢「星宮、」
『ん?お、ありがとう』
藍沢先生がコーヒーをくれた。
くれあ「くれあものみたい!」
藍沢「…オレンジジュースでも良いか?」
くれあ「うん!」
『優しいんだ。初めて見たよ』笑
藍沢「……」
無言でコーヒーを飲む。
くれあ「……くぅ〜、美味しい!」
くぅ〜、っておじさんか!笑
『…あ、患者さんに飲ませていいっけ?』
藍沢「…大丈夫だろ」
オー。なんということでしょう〜。苦笑
くれあ「あ、そろそろ最後かも!」
『凄いねぇ〜』
次々に花火が上がる。
大きなものから小さいもの。
カラフルなものから一色のもの。
様々な花火が夜空を照らし、患者さんの目も輝かせる。
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月野かぐや(プロフ) - ゆずずさん» ありがとうございます。次は、ドキドキを楽しめるようにしてみます!笑 (2017年8月24日 18時) (レス) id: 51cf5f88ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆずず - 更新毎日楽しみに待っています!これを読むときはワクワクが止まらなくって楽しみに見さしてもらっています!これからも頑張ってください! (2017年8月24日 15時) (レス) id: 810bf5e9ee (このIDを非表示/違反報告)
月野かぐや(プロフ) - Yui Easter ?さん» ありがとうございます妹喜びます!これからも、1番のお気に入りでいてください!笑 (2017年8月20日 17時) (レス) id: 51cf5f88ff (このIDを非表示/違反報告)
月野かぐや(プロフ) - 雄也loveさん» 最初から…ありがとうございます!最初から最初から…(怖いわ!)笑本当にありがとうございます! (2017年8月20日 17時) (レス) id: 51cf5f88ff (このIDを非表示/違反報告)
Yui Easter ?(プロフ) - 妹さんお誕生日おめでとうございます!このお話1番のお気に入りなんです!これからも更新頑張ってください! (2017年8月20日 13時) (レス) id: 27fd5c177b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月野 かぐや | 作者ホームページ:http://annsatu.aikatu.jump
作成日時:2017年8月20日 11時