天才外科医とアイドル3 （Y,C）

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白石「星宮先生、ここにいてね」

絆創膏が貼られた小指を見る。

『久しぶりに寝れる〜！！！』

まるっと4日間寝てないからね。笑

白石「じゃ、」

あ、私、隔離させられてます。笑

ラインが小指に刺さってね。

名取君がやったから、怒れないんだ。

まあ、誰がやっても怒れないけど。笑

……あ、侑李に連絡しないと。

そう思って、携帯に手を伸ばす。

けど、開いたのはLINEではなくて、ウェブ。

エボラ出血熱。

西アフリカ地域に2014年大流行。1万人が死亡。

致死率80％。

死ぬのかな。私…。

式、控えてるんだけどな〜。笑

コウノトリ先生が持ってきてくれたキャリーバッグを開けて、マッサージグッズを取り出す。

しばらくやっていると、美帆子が病室に入ってきた。

緋山「明莉、」

『いいの。美帆子じゃなくてよかったから』

緋山「でも、『美帆子のせいじゃないから』 ……」

『謝っててもらえる？一男と恵に、昼、怒鳴ってごめんねって』

緋山「……分かった。じゃ、」




名取side

星宮先生を刺した…。

緋山先生の代わりの星宮先生とヘリに乗って、空港に向かった。

そしたら、ラインが……。

雪村「名取先生ですよね。星宮先生刺したの」

名取「なんだ。見てたんだ」

雪村「やっぱり」

名取「え、何？もしかして言わせ？」笑

雪村さんこわいな〜。笑

雪村「心、傷つかないんですか？」

名取「あの患者が感染症になったのは、俺のせいじゃない。

　 ただのミスで済んだはずなのに」

だって、好きな人を傷つけて、心が傷付かないやつなんているか？

スタッフルームでなんかしていると、

知念「明莉は…」

横峯「え、ああ、手術中です」

星宮先生の旦那さん、知念さんが来ていた。

変装してるけど、「明莉は」って言っただけで分かった。

気付いたら、帰っていく知念さんを追いかけてた。

名取「あ、あの！」

知念「えっと…」

名取「星宮先生、隔離されてるんです。Bー８の病室で」

知念「え？」

名取「俺のせいで。…患者さんに刺した針が星宮先生に刺さって…」

知念「案内、して貰えますか？」

名取「はい」




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移行しますよ！笑

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