天才外科医とアイドル3 （Y,C）

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助けて下さい。誰か。

『美帆子〜。助けてくだせー』

緋山「私も助けてほしいわ」笑

はぁあ！

医局でゴロゴロしながら助けを求める。

『恵〜』

白石「私も」

『一男〜』

藤川「あ？」

『耕作〜』

藍沢「……」

『フェロー！』

フェロー「ﾋﾞｸｯ」

『……はぁ』

私たちがどうして助けを求めているかって？

3日間寝てないんです！

つまり、地震から3日経ちました！

どう思う？フェローも3日間寝てないんだよ？

今やっと落ちついたけど。

名取「何なんですか？この忙しさ」

藍沢「楽しい仕事と思ったか？」

名取「いえ、そう言うわけでは…」

冴島「失礼します。星宮先生、ICUの患者さんが目を覚ましました」

ﾁｯ。私かよ。

『はーい』

ちなみにナースの一部も3日間寝てない。笑

ICUに行って、患者さんを見る。

『体調どうですか？』

「……俺の家な、昨日住み始めたんだ。マイハウスっつーやつ」

『……』

「清子は大丈夫か？」

『隣で眠っています。カーテン開けましょうか？』

「いや、俺も寝るわ」

そう言って、目を閉じた。

呼ばないでよ。笑

まあ、重症患者さんだったからあれだけども。

橘「大丈夫か？いつもより華がないぞ」笑

『ああ、はい。がんばりまーす』

橘「そうか。頑張れ」笑

肩を叩き、優輔君のところに行った。

たぶん。



知念side

3日も帰ってこない。

連絡なし。

ほんっと、どうしたらいいの？

LINEするけど、返事が帰ってこない。

仕事なら仕方ないけど、帰らないって言われたから……。

悪い事が頭をよぎる。

大丈夫……だよね。

その時、家の鍵があいた。

知念「誰？」

？「あ、旦那さん……」

リビングに入ってきたのは、男の人。

知念「あ、あの、」

？「ああ、産科医のコウノトリです。星宮先生の荷物を取りに…」

荷物？どっか行くの？

コウノトリ「えっと…。ここの部屋だったような…あ、あったあった」

知念「どこかに行くんですか？」

そう言うと、コウノトリさん？は戸惑った。

コウノトリ「アメリカの方に、勉強会かなんかで行くんです」

知念「そうですか……」

コウノトリ「では、失礼します」

キャリーバッグを引いて、家から出て行った。





嘘吐かないでよ。

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