Sweet Violet ページ32
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82.授かった宝物
何となく気持ち悪いな〜と思って、妊娠検査薬で測ると、プラスになってた。
｢…！｣
嬉しくて、嬉しくて。
夏のツアー見に行けないな、、なんて考えながらも、これから人を入れたりするの控えなきゃな〜って。
産婦人科に駆け込むと、先生から、おめでとうございますと。
夜ご飯は盛大にしちゃおうかな〜とか、色々考えたりして。
そんなことを考えながらも、ご飯を作ってた。
今日は、ドリアにエビフライ、蒸し野菜のサラダ、オニオンスープ。
豪勢かは、自論だから(笑)
樹｢ただいま〜｣
｢おかえり、樹くん｣
樹｢ん。｣
ハグをして、手を洗う樹くん。
樹｢Aなんか隠してることあるべ？｣
｢え！｣
樹｢嬉しそうな顔してる｣
｢あのね、樹くん。…これ、｣
樹｢え？彩羽のじゃなくて？｣
｢うん、新しい子の母子手帳だよ、｣
樹｢…っ！まじか、ありがとう、A｣
ギュッて思いっきり抱きしめられて。
樹｢ぜってー、3人のこと守るから。｣
｢もう沢山守ってくれてるよ？｣
樹｢もっとだよ。ありがとう、A。｣
ねえ、樹くん。
樹くんとなら、永遠を信じてもいいかな。
____
end.
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作者名：ゆうあ
| 作成日時：2023年12月12日 23時
