＃２８「初」 ページ29
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「…どーぞ」
『お邪魔しまーす』
そう言って入ってくる社長。
…不思議な感じだな。
いつもわたし１人なのに、誰かがいるって。…まあふっかは２日に一回のペースでくるけど。
お茶出すから、って言って、先にリビングに案内した。
『え、おれ手土産とかないよ？いーの？』
「手土産て。誰に渡すんですか」
恋人の家に行くのにわざわざ手土産なんて。
『お母さんとか？』
「あー、一人暮らしなんで。何してもいいですよ、くつろいじゃってください」
『え、なにしてもいーの？』
心のなしか社長の顔が明るくなった気がする。
「変なこと以外ね」
『はー？ケチ。』
「ケチも何もねーわクソ社長」
ボソッと悪口をつぶやいてから、お湯を沸かす。
ちらりと社長を見ると、テレビを勝手につけてた。まあいいけど。
「なんかやってます？」
『んー特に何も。』
「んじゃ、社長なんか面白いことしてください」
『なんでだよ。つか』
軽く突っ込んだ社長は、言葉を切ってこちらにくる。
そして、バックハグしてきた。
「え」
『社長呼び禁止。敬語もやめて？』
ハグしながら言わないといけないこと？
とか、悪態をつきそうになる。心臓ばくばくなの、どうにかして！！
わたしがずっと黙ってると、
ぎゅーって、また抱きしめる力を強くする。
『じゅり、は？』
「…んーもーわかったよ！じゅり！！」
諦めてそういうと、樹はニコッと笑って「よし」と言った。
そしてまたソファに戻る。
…嵐のような人間だこいつは。
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ぽむりんこむ - yukina♪さん» 私と歳もあまり変わらないですね、自己ベスト出せましたか？ (2019年10月8日 20時) (
レス) id: 6385c24a4a (このIDを非表示/違反報告)
yukina♪ - 明日陸上本番なんですよ!出来れば自己ベスト出せるように頑張ってきます! 作品楽しみにしてます♪ (2019年10月2日 22時) (レス) id: bc786ab589 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - I LOVE sixTONESさん» 作品のシリーズ一覧で飛べます (2019年9月20日 20時) (レス) id: 50ff4b13a1 (このIDを非表示/違反報告)
I LOVE sixTONES - ぽむりんこむさんへ 小説移行できません!! 確認してみて下さい。 あと、応援してます！ (2019年9月18日 15時) (レス) id: ee4aafbc89 (このIDを非表示/違反報告)
yukina♪ - はい!応援してます! (2019年9月15日 22時) (レス) id: bc786ab589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむりんこむ | 作成日時：2019年8月6日 19時
