#0「彼氏がいない理由」 ページ1
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「ああああ、彼氏!ほ!し!い!」
鈴木A、24歳。
もうすぐ結婚できるお年頃。(を通り過ぎて8年)
一向に!いい人が現れなあああい!!
深澤「頑張ったらできるよ」
ちゅーっとミルクティーを吸い上げるふっかさん。
ふっかさんは同期の社員。
ここは有名なファッション会社。
服のデザインを主に考えている。
「頑張ってるし!わかんないの!」
深澤「いやぁ、Aが彼氏作りに励んでるのはわかるよ?」
「んじゃ、なんで彼氏ができないのさ!」
みーん!ってセミが強めになく。
んーーー暑い!!
というのもあって不機嫌になりがちなんだなぁ。
深澤「ん、じゃあ今から言うこと聞きな?」
「おおっアドバイス!」
ばびゅんっともたれきってた姿勢を良くする。
前のめりになるとふっかさんは人差し指を立てた。
「??」
深澤「ひとおーつ!」
結構でかめな声でいうふっかさん。
まあ、そんなことはどうでもいい。
「ひとつ?」
こくん!と大きく頷くふっかさん。
深澤「はい、繰り返す!!」
「ひ、ひとーつ」
深澤「男」
「ん?」
主語も述語も足りていない気がする。
「なにが男なの。」
深澤「Aがね。」
「は、どこが!服装だってほら完ぺきおんなのこだよ?髪型だって、ロングだしぃ…」
ばっと人差し指を口に当てられる。
きゅん、とはこず。
「服装じゃないくて、…そう!言動!!」
「なんも言ってないんだけど」
わたしのツッコミを無視して続けるふっかさん。
深澤「言動が男なの!「うめー」とか「だりー」とか「やべー」とか、完全男言葉!アウトアウト!」
「え…そーなの?」
深澤「そうだよ!」
「えーもうさ、それ人生やり直せって言ってるぐらいさぁ、高度だよ?」
深澤「直せるもんは直す!以上!」
「てかひとーつとか言ってたのに、ひとつだけなの。」
無視して席を立とうとするふっかさん。
「ちょおっふっかさん待ってよ!」
わたしも急いで席を立ち、ふっかさんを追いかけた。
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ぽむりんこむ - yukina♪さん» 私と歳もあまり変わらないですね、自己ベスト出せましたか? (2019年10月8日 20時) (レス) id: 6385c24a4a (このIDを非表示/違反報告)
yukina♪ - 明日陸上本番なんですよ!出来れば自己ベスト出せるように頑張ってきます! 作品楽しみにしてます♪ (2019年10月2日 22時) (レス) id: bc786ab589 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - I LOVE sixTONESさん» 作品のシリーズ一覧で飛べます (2019年9月20日 20時) (レス) id: 50ff4b13a1 (このIDを非表示/違反報告)
I LOVE sixTONES - ぽむりんこむさんへ 小説移行できません!! 確認してみて下さい。 あと、応援してます! (2019年9月18日 15時) (レス) id: ee4aafbc89 (このIDを非表示/違反報告)
yukina♪ - はい!応援してます! (2019年9月15日 22時) (レス) id: bc786ab589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽむりんこむ | 作成日時:2019年8月6日 19時