【ツイステ】ウツボとおままごと。 (ページ12)

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結局ユウとは時間を忘れてずっとメールで会話してしまった。
すごく楽しかったからまたやりたいね、と私が返信を返した。
宿題をやり終わったあとの机の上に散らばった
勉強の残骸を片付けていると、スマホがバイブレーションした。

『あ、ユウです！A先輩、フロイド先輩と出かけるんですか？』

「は？」

危ない。ユウが相手で良かったと思う。
ついうっかり、「は？」だなんて言ってしまった。
そんなことまず言っていないのだが。
すぐに誤解を解かなくては。

デートみたいになってしまう。

「い、いやぁ〜私そんな話したっけ〜…」

『え？フロイド先輩が言ってましたよ！』

めっちゃ嬉しそうに。と、付け足したユウの顔が
にこにこと笑っているのはスマホ越しに分かってしまう。
えっ…私そんな話したっけ。マジで。

「と！に！か！く！私はそんなことは言ってません！！！」

『そうなんですか〜？』

あっ、ユウ今度はニヤニヤし出したな。
あのウツボマジふざけんな。
今度会ったら問い詰めるしかない。

だけど出かける場所はどこなのかまずそれが知りたい。
さすがにどこか分からないなんてことは無い…よね？
私は意を決してユウに聞いた。

『あ〜、それは━━━━━━━』