永瀬廉くんの短編集

先生 REN side ページ19

今日から教育実習生として先生をすることになった。


早速教室に入れば女子たちが「かっこいい」とか「超イケメン」とか言うとる


でも、唯一興味無さそうな雰囲気の女の子がおった…


自分で言うのもなんだけど、俺は顔面国宝やし女子なら全員惚れるはずやのにあの子だけつまらなそうにしとった


逆にそっちの方が嬉しい


女子って顔しか見てへんやんやから、俺にとっては興味無さそうな子が一番いいねん


普通に接してくれそうやし


なんたって、あの子可愛い


ホームルームが終わって岸先生と職員室に戻った時にあの子のこと聞いてみた


永瀬「岸さん！岸さん！」


岸先生「ん？どうした？」


永瀬「あの、窓側の一番後ろの子って誰っすか？」


岸先生「あぁ！Aのことか！どうした？」


永瀬「いや、特にないんすけど…」


岸先生「へぇ〜w」


なにニヤついてんねん！


放課後話しかけてみよ

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