永瀬廉くんの短編集 (ページ13)

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看病 Ren side ページ13

今日も学校で同じクラスのA

友達って言う関係やけど、俺はAのことが好き

廉「おはよ～A～」

『ぁぁ…おはよう…』

なんか、今日変やない？

学校に来て落ち着きのない俺…

すると、廊下に出ていったA

すぐに追いかけて声をかける

廉「ちょっと待ってや！」

『ん？どうしたの？』

明らかに顔が赤いA、元気もそんなないし…

俺はAの肩に手を置いて顔を見る

廉「風邪引いてんやろ？」

俺がAの額に手をあてようとすると…

廉「ちょっ…なんで逃げるん？」

『大丈夫だよ…』

Aの隙をついて額を触ると…

廉「熱いやん…ほら、保健室行くで」

Aを保健室まで連れていくがタイミングが悪く今日は保健室の先生は出張やった…

熱を測れば…41℃

我慢しすぎやない！？

廉「とりあえず、寝とき…放課後また来るから」

『うん』

俺は、Aを寝かせて教室に戻った。