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藤井side
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藤井「Aってさ、よくそうゆうこと言うやんな。さらっと…俺結構ドキドキしてんねん」
「ん？よく、え？」
藤井「俺遠回しにとか無理やから素直に言うなあ」
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藤井「Aのことが好きや」
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いや、長すぎやろ
俺どんだけ耐えなあかんねん
そんな風に思えてしまう沈黙も
呆気なく時が過ぎた
「ほ、ほんまなん？」
藤井「う、嘘つくわけないやん。ほんまやで」
「え、嘘やん」
藤井「いや、やから嘘やないって」
どんだけ疑うねん笑
藤井「なら、これで信じてくれる？」
「ん？」
((ぎゅ
藤井「初めて好きになった人やから、俺正直どうしていいか分からんけど、とりあえず抱きしめてみた」
でも、何故か離れようとするA
嫌…なんかな…
.
藤井「…俺のこと嫌いなら、押し返して」
そう言えば、ピタッと止まる
「嫌い、なわけないやん…」
.
.
「流星くんのこと好きやもん」
.
藤井「なら、離さなくてええやんな」
こうして恋愛初心者の俺の、
初恋が実り、
恋愛初心者の俺に、
初めての彼女が出来た
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作者名：蒼 | 作成日時：2017年8月25日 23時
