隣の男子校の藤井先輩 (ページ26)

今日:14 hit、昨日:10 hit、合計:165,370 hit

26 ページ26

.

休日に流星くんの選んでくれた服を着て遊ぶという約束が叶い、

今日は流星くんと遊ぶ日です

待ち合わせ場所の駅に行ったら、もう流星くんはいて、

待たせたかな？って少し罪悪感

「流星くん！！ごめん待ったやんな？」

藤井「全然待ってないで、俺今来たとこやし。俺こそわざわざこっち来てもらってありがとうな」

優しい…

それに流星くんの私服かっこいい…

そのあとさらっと可愛いって言うから、

それに真顔で言うから、普通に照れた

でもやっぱり流星くんは優しい

だって、ほら

迷子になるからって言われて繋いだ手

ひんやりと流星くんの冷めてしまった体温が伝わってくる

いつから待ってたんやろ

それやのに、待ってへんって優しい言葉を掛けてくれる流星くん

とても恋愛初心者とは思えへん笑

.

流星くんは今、好きな人いるのかな

いたら誘わないかな

そんな自意識過剰に飲み込まれてく

まだ彼女でもないのに、流星くんが他の女の子にもこうやってするって考えたら嫌やなって

まぁ、

まだって使い方おかしいけどね、

やって、流星くんが私のこと好きって言ったわけやないやん

とりあえず、今日は楽しも

.

ふと流星くんを見た

横顔はとても綺麗で、

自然と惹き込まれてしまう

私の想いが伝わればええな

.