隣の男子校の藤井先輩 (ページ18)

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6時57分、電車到着_

藤井「混雑しとるなぁ、これじゃA座られへんな」

「流星くん、ほんとごめんね」

藤井「ええって、こんな中でいつも帰ってるん？」

「いや、いつもはもうちょっと早いやつで帰ってるからこんなに混んではないかな」

藤井「なら、なおさらや。俺が誘って遅くしてもうたんやから…それに、こんなに人おったら痴漢されてたかもしらんやろ？」

「いやいや、痴漢はされないから(笑)」

藤井「分からへんで？可愛いんやから」

さっきから真顔で可愛いとか、一緒に居りたいとか言ってくるからドキドキしっぱなしなんですけど…

あと、私が痴漢されるわけないやんか

流星くん、目大丈夫かな←

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電車の中は結構混雑

俗に言う満員電車ってやつ？

登下校は両方いつも早いヤツに乗るから、こんな満員なの結構初めて

自分の背が低いから埋もれる…

流星くんも背高いし…周りも男の人ばっか…

藤井「？…あ、A？大丈夫？つらい？俺の腕捕まっててええで？」

「いや、悪いって…」

((ガタンっ

「わわわ、」

((ぎゅっ

藤井「ほらー、言わんこっちゃない」

急に電車が大きく揺れて、流星くんに抱きしめられる形になってしまった

「りゅ、流星くん…//」

藤井「ちゃんと捕まっといてや？」

「は、はい…//」

そこから、流星くんに抱きしめられたまま最寄り駅に向かった

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