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『ごめん、A。今日彼氏と会う約束してるから一緒に帰れない』
『あ、私も彼氏とデート』
「みぃーんな彼氏彼氏・・・」
『まぁまぁ』
「
仁智華「なによー、僻むな僻むな」
「僻んでへんし・・・」
仁智華「思いっきり落ち込んでるし。気になる人とかおらんの?」
「おらん」
仁智華「即答かい」
そりゃそうやろ
よう考えてみ?
私たちが通ってるの女子高やで?
出会いの一つもないここで気になる人なんか出来るわけないやん
仁智華「でも皆彼氏おるで?」
「それは皆がおかしいの」
仁智華「せやったら、共学行けばよかったやん」
「親が許してくれないんやからしゃあないやん」
仁智華「まぁ、Aは一人娘やもんな。大事にしたいんやろ」
「うーん」
仁智華「あ、隣の男子校の人紹介したろか?」
「えー」
仁智華「なんやその反応…うちの彼氏男子校やねん。頼んだら紹介してくれるかも」
「え、ええよええよ。そんな飢えてへんし」←
仁智華「飢えてる飢えてないの問題ちゃうし、これからどうすんの!?夏のイベント全部無駄にするんか?」
「いや、え、そこまで?」
仁智華「ひとり悲しく…なんてうちが許さん。Aは可愛いんやからすぐ出来るって」
「好きにならな意味ないやん」
仁智華「絶対好きになるって」
「え、でもいいよ。自分で努力します」
仁智華「ええー!」
自分で努力なんて嘘です←
彼氏は確かに欲しいと思うけど、好きな人いないから
焦って作るのとかもいやだし
だから、自分のペースでなんとかする
仁智華「ほんまにそれでええんかぁーー!!」
仁智華はなんか言ってるけど…
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作者名:蒼 | 作成日時:2017年8月25日 23時