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嫉妬、ねー。
あの女ったらしの樹が？
…いや、ないない
仮にそうだとしたら、
私より他の女の家に泊まるはずないもんね。
『…うん、やっぱないよ』
「ジェシーの勘違いかもな」
『絶対そうだよ、』
樹もジェシーも
みんなして期待させてきやがってー、、
「嫉妬」って文字はきっとアイツの頭ん中にはないもん
「けどさー、」
『んー？』
「…俺だったらよ？ あくまで俺だったらだけど
元々3人の予定だった呑み会に理由つけて来たがったり
いつもだったら放置してる酔った俺の世話
Aの変わりにしてくれたり
会計ん時なんてAの分は俺が出すって譲らなかったらしいじゃん。
…… それって、好きな奴にしかしなくね？」
そう、なのかな…
私と樹は高2からだけど、こーちと樹は1年の時から仲が良いから
ある意味 そういう面ではこーちのほうが詳しいのかもしれない。
でも、それなら、
『…じゃあなんで、私の家に泊まらず
他の女のとこ行くってわざわざ言ってくるの？』
「…え？ なに？ 泊まる泊まらないみたいな話になったわけ？」
『………いや、忘れて』
最悪…、墓穴掘った
そうじゃん、樹からは何も聞いてないんじゃんこの人
ジェシーとこーちのただの憶測に過ぎないのに
やけに説得力あるからつい…
『いや違うよ？ たまたま、ね
終電ないなーってなって
タクシーも高いし、歩きはキツイし
まぁそれなら泊まってく？みたいさ、
あるじゃんそーゆーの、それよそれ』
何 必死に言い訳してんの…、
早口でペラペラ適当なことを言う私を
若干 疑いの目で見始めるこーち。
「やってないよな？ まさか」
『まさか！ 私の気持ち知ってるでしょ、』
「…だよな、
でも もしそうなら
2人の距離感があの日から変なのも
樹がやけにお前のこと避けてんのも納得だわって思ってさ」
そりゃ、好きな男に抱かれたい気持ちは無いわけじゃないけど…
その後が大変だもん、
たった一晩 愛されて次の日から友達より遠い存在になるとか
…むりむり、考えただけで吐き気する
「あいつも読めねぇやつだからなぁ」
『こーちから見て樹って、
やっぱり女絡みやばい？』
「そりゃもう生粋の女ったらしだろ」
… ですよね。
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莉帆(プロフ) - 久々の更新嬉しいです！楽しみにしてます！ (3月7日 3時) (
レス) id: 68b2be3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
maundy(プロフ) - 更新ありがとうございます。すごく嬉しいです！！樹にもほっくんにもめちゃくちゃときめいてます！固唾を飲んで続きを見守らせていただきます。 (12月12日 13時) (レス) @page46 id: 0a6eebb885 (このIDを非表示/違反報告)
maundy(プロフ) - ほっくんとの続きが気になっていますが、更新の予定はありますか？卒業式に話せたのかな、どんな話になったのかな、とドキドキしています！ (11月27日 8時) (レス) @page44 id: 0a6eebb885 (このIDを非表示/違反報告)
makoyulove(プロフ) - 大好きな小説です＾＾続編も欲しいくらい！！ (8月23日 23時) (レス) @page44 id: bfe610f7f4 (このIDを非表示/違反報告)
みと(プロフ) - もうじゅったんかっこいいって思いながら毎回楽しく読ませて頂いています♪続きも楽しみにしてます🫶 (8月1日 22時) (レス) id: cc723408f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ x他1人 | 作成日時：2023年7月13日 17時
