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「こーち寝てんだけど
Aちゃん家近かくなかったっけ？」
呑み会も終盤に差し掛かって、
途中 煽り合いもあったりしたせいか
お酒が弱いこーちは完全にダウン。
あれ、こーちとアパートが近いこと
大我くん知ってたんだ。
帰り任せてもいい？ と
手を合わせてお願いされたら断れないのは昔から。
『うん、全然 大丈夫だよ』
ジェシーも結構 酔ってるし
この中だったら私が1番 任せやすいもんね。
「いや大丈夫じゃねーだろ。
俺が送ってくからいいよ」
『……え？』
「樹 送ってってくれんの？
じゃあ頼むわ。Aちゃんごめんね」
…… なんで樹が？
面倒くさがりで、呑み会のあとなんて毎回1人でそそくさ帰るくせに。
『いいよ、私 家近いし』
「いやいい。こーちベロベロだし」
ベロベロなんていつもの事じゃん。
なんで今日はそんな頑なに譲らないの
まぁ手間がはぶけるのはありがたいけど、、
『せめても手伝う』
「じゃあ俺が運ぶから、鍵開けたりして」
こーちを運ぶって言う役割は結局 最後まで譲らないまま、
やばい明日も朝から講義だってぇー！
と叫ぶ慎太郎くんの言葉でみんな我に返って
そろそろお開きする流れになった。
みんなに先に出ててって言われて
何となくそのまま出てきちゃったけど、、
これお会計 任せちゃってない？
『ごめん、いくらだった？』
お会計を済ませたであろうみんなが出てきたタイミングで
1番 近くにいた大我くんに声をかけた。
結構 食べて呑んじゃったし、1万ぐらい渡しておこうかな
「いや、Aちゃんのは樹が払ってたよ」
『え、樹が？』
「うん。Aちゃんがトイレ行ってる時にさ
さすがに慰め会でAちゃんに払わせられないよねって話になって。
そしたら樹がAちゃんの分 払うって言い出すからさ
男組で割ったらいいじゃんって言ったんだけどね」
まぁお礼は樹に言ってあげて
と、すれ違いざま肩にポンポンと2回 触れて私の横を通り過ぎる大我くん。
ねぇ。
もう本当、やだ
好きになったら嫌なくせに
なんで好きになるようなことしてくるの、、
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莉帆(プロフ) - 久々の更新嬉しいです！楽しみにしてます！ (3月7日 3時) (
レス) id: 68b2be3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
maundy(プロフ) - 更新ありがとうございます。すごく嬉しいです！！樹にもほっくんにもめちゃくちゃときめいてます！固唾を飲んで続きを見守らせていただきます。 (12月12日 13時) (レス) @page46 id: 0a6eebb885 (このIDを非表示/違反報告)
maundy(プロフ) - ほっくんとの続きが気になっていますが、更新の予定はありますか？卒業式に話せたのかな、どんな話になったのかな、とドキドキしています！ (11月27日 8時) (レス) @page44 id: 0a6eebb885 (このIDを非表示/違反報告)
makoyulove(プロフ) - 大好きな小説です＾＾続編も欲しいくらい！！ (8月23日 23時) (レス) @page44 id: bfe610f7f4 (このIDを非表示/違反報告)
みと(プロフ) - もうじゅったんかっこいいって思いながら毎回楽しく読ませて頂いています♪続きも楽しみにしてます🫶 (8月1日 22時) (レス) id: cc723408f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ x他1人 | 作成日時：2023年7月13日 17時
