わんうぃーく！ (ページ25)

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むいかめ！ページ25

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アキくんが子供になって早6日。
本日も外の太陽がさんさんと輝いていますね、
え？カーテン？？まだ開けてませんがなにか？

気を取り直して、どうも皆さんおはようございます。AAです。
朝から一体どうしてこんなにもちょっと興奮しているのかと言うとそれは私が寝てる布団の上の物体が関係している

そう。早川先輩だ。何故か分からないがわざわざ私の布団の上でうつ伏せになって寝ている。
私が目を開けるとかわいいつむじを眺められる。可愛すぎて今被っている布団で先輩をぐるぐる巻にして抱きしめてあげたいくらいだ。

一体何故ここにいるんだと頭を捻っていると、先輩は目を擦りながら半分程しか開いてない状態で目の前にいる私を見つけると、顔を真っ赤にして布団から部屋の1番遠く離れた位置まで後ずさってしまった

先程まで感じていた重さと温もりが消えて少し寂しい気持ちになったがここで変態的な事を考えていても仕方が無いと上半身を起こして遠い彼を見つめる。

｢ただいま、アキくん｣

そう微笑んでみせると、それを見た向こうは対照的に不貞腐れたような顔をする。不思議に思いながらも何とか下手くそな言葉を繋げる

｢えっ。えっと違った？かな？
んーと、おはよう。アキくん！｣

相変わらず不貞腐れた目で私を見つめるのでこれも彼の機嫌を損ねる要因ではなかったようだ。
それでは一体何なのだろうか？

そこまで考えてやっと思い出した。私の記憶が正しければ、一昨日デンジくんとパワーちゃんから仕事だということを聞いて、先輩が突然口を聞いてくれなくなってしまったのだ。

だとしたら私が言うことは一つだけだ。

｢心配かけてごめんね。｣

アキくん。と続けると向こうの表情は一転泣きそうなくらいしわしわな顔になってこちらに歩いてきた。

そのまま私の膝にかけてあった布団をひっぺがして今度は自分が膝の上に乗ってきたのだ。