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◯
〜ミンハオside〜
考えたことも無かった
ただ漠然と、いつかは結婚して、父親になる。そう思っていたから。
ミンハオ「…ヌナは、2世なの?」
「秘密ね」
どうやらトップシークレットらしい
聞いてよかったのかな、本当に
ミンハオ「…自分が母親になるのが怖い?」
「うーん、
怖いっていうか、
私が経験してきたこの孤独を、自分の子供に味合わせたく無いっていうか、なんていうか」
仕事にかまけて、授業参観や運動会に行けないような、そんな親になるくらいなら、
私は母親にはなりたくない
決して母が嫌いなわけでは無いし、どちらかと言えば尊敬している。
世間からも愛されていて、お父さんからも愛されている。
偉大な歌手だ
◯
〜ウジside〜
ウジ「…なんであんたまでいんの」
「ジフニに会いたくて戻ってきちゃったー」
ウジ「キモい」
ゼロコーラを「差し入れだよん」なんてふざけながら手渡されたが、
ぬるすぎる
ずっと握り締めてたのか?ってくらい
飲むけど
ミンハオ「ヒョン、こんな時間まで待っててくれてありがとう」
時計は3を指している。もうこんな時間か
ウジ「別に。俺も作業進めないとだったし」
俺とミョンホのぎこちない会話を横からニコニコ見ているヌナ。
辞めてくれその顔
ウジ「…帰るか」
事務所の人に鍵を返して、外に出た
久々の外界は肌を刺すような寒さで身震いしてしまう
すっかり冬だな
「さんむ…」
ミンハオ「手袋貸そうか?」
「大丈夫、ジフニの手がぬくぬくなはずだから」
ぬくぬく?何言ってんだ?と思ったその瞬間
俺の手が入っている左側のポケットに突然冷たい手が入ってきた
ウジ「ッハ、?!つめっ、」
「手あったか、赤ちゃんなの?」
ボボボッと顔に熱が集まるのをこんなに鮮明に感じたのは初めてだと思う
なんだこの人は、恥じらいってもんがないわけ?
パシッと手を払い除けると、「いいし、ミンハオに手袋片方借りるし」とかなんとかぶつくさ言っている
ミンハオ「僕の右ポッケ、カイロ入ってるから手入れてもいいよ〜」
ウジ「ヤー、甘やかすな
ソウルで生きていく以上この寒さと向き合ってかないといけないんだぞ」
「ハァ、沖縄行きたい」
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en.(プロフ) - ミヤさん» お返事遅くなりました💧ミヤさん、ありがとうございます😭お言葉に甘えて続編も好き勝手やります、よろしくお願いします✌🏻笑 (2022年9月4日 0時) (レス) id: 4984c4d99c (このIDを非表示/違反報告)
en.(プロフ) - Solさん» お返事遅くなりました🙇書いてる側としては最高に嬉しいお言葉ですありがとうございます🥺Solさんも、ご自愛くださいませ🫶🏻✨ (2022年9月4日 0時) (レス) id: 4984c4d99c (このIDを非表示/違反報告)
en.(プロフ) - yuna1119さん» お返事遅くなりました💦ありがとうございます、地の果てまで(?)お供してください〜😭🫶🏻 (2022年9月4日 0時) (レス) id: 4984c4d99c (このIDを非表示/違反報告)
ミヤ(プロフ) - en.様のお話が好きなので!無理せず思うがままに書いて下さるのを楽しみに待っております☺️!笑 (2022年8月30日 13時) (レス) @page50 id: 383d72ab71 (このIDを非表示/違反報告)
Sol(プロフ) - 本当にメンバーとの関係性とかお話とか最高すぎます!!このご時世なのでご自身のお身体にも気をつけてください!応援してます!!!!!! (2022年8月29日 22時) (レス) @page50 id: 9ee9e1aa1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:en. | 作成日時:2022年7月27日 1時