白い木星 - 2

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〜ミンハオside〜






韓国に単身で渡ってきてから1週間。





同じ練習生の方たちにはとても良くしてもらっている





外国から来たのは僕だけじゃないようで、他にも4人いるみたいだ





ジョシュアヒョンにジュニヒョン、ハンソル、





そして日本出身のAヌナ。






とても透明感のある人で、つい目で追ってしまう、そんな人だ





最近じゃ僕の見過ぎで1日に3回は目が合っている気がする






「どした？笑」





ミンハオ「あ、いや、何でもないです」






照れ隠しでぶっきらぼうにこう答えてしまうのどうにかしないとな






ドギョム「ヌナ〜、今日終わったらコンビニでアイス一緒に食べようよ！」





「アイス？」





ホシ「ほら、この前気になるって言ってた新作のやつ、今日発売なんだってさ〜」





「あ〜、クリスマスのやつ？もうそんな時期か





いいよ、行こうか」






ディノ「僕も行きたいです〜！」






「お〜年下は奢るよ〜」






ジョンハン「やったー」





「あんたタメでしょうが」





クプス「ヌナ〜！」





「うわ…」





クプス「うわって」





練習が終わったら皆んなでコンビニに行くらしい





楽しそうだな





僕は事務所に残って韓国語の授業を受けないといけないから行けそうにないや





ジュン「ミョンホや、





ヌナがアイス奢ってくれるって〜！」





ミンハオ「あ〜、いや、僕は、」





ホシ「ヤ〜、次はいつ奢ってもらえるかわかんないぞ！基本的にケチだから！」





「スニョア、あんたは自腹な」





ホシ「冗談じゃん…ヌナ…ちょ、無視？マジで？」





あわあわとするヒョンを無視して「もしかして用事あった？」と尋ねてくるヌナ





ミンハオ「練習の後、残って韓国語のレッスンが…」





「あー、そうなの？」





ジョシュア「懐かしい、僕も最初の頃残ってやってたよ」





「何時まで？」





ミンハオ「分からないけど、2時間は、やると思う」





「そっか〜…




分かった」





またレッスンの無い日に行こうね、と僕の背中をポンポンと叩いてから皆んなの輪の中に戻って行った





ミンハオ「…行きたかったな」





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