白い木星 - 2

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〜ウジside〜






授業が終わって走ってヌナ達の学校に来たのだが、





どうやらヌナもステージに立っていたらしい





シンプルに見たかった






ミンギュ「動画あるから帰ったら送るね」





ウジ「頼んだ」





「頼んだ、じゃない」





ていうか作ったって何？と、シュアヒョンと俺を交互に見るヌナ。





本当に何も知らないんだなこの人






ウジ「まあ取り敢えず聴いてみたら」





ジョシュア「そうそう。全部英語だけどね」





「分かるか」





ミンギュ「俺ちょっと聴いちゃったんだよね！





ヌナが帰った後ヒョンが残って練習してたからさ！」





「どんな曲だった？」





ミンギュ「全部英語だから分かんなかった」





「使えねえな〜」





ミンギュ「口悪」





冗談冗談、なんてケラケラと笑っているが、ちょっと本音だろ





ジョシュア「まああと5分もすれば始まるよ」






バーノン「多分ヒョンにとっては地獄の5分だね」






ウジ「だろうな、今頃背中丸めてしゃがみ込んでそう」





「さっきそうだった」





ジュン「大丈夫かな…」





「喝入れたから大丈夫だよ」






スングァン「…殴ったりしてませんよね？」






「…してないしてない」






絶対したな












バーノン「あ、ヒョン出てきた」






「…ちょっと待って、手足同時に出てない？」






スングァン「クフッ」






ジョシュア「こら、笑っちゃ駄目だよ、」






あんたも十分笑ってるけどな






「ああ…どうしよう…こんななのか、




息子の初お遊戯会見る母親の気持ちって…」





多分だけど違う


















ジョンハン『…あ、あ。





3年4組の、ユンジョンハンです。





曲作りの出来る友人に協力してもらいながら一曲作りました。




聴いてください、』






マイクを持って不安そうに曲の紹介をしたジョンハニヒョン。





いい曲に仕上がったんだから、自信を持って歌ってくれ






そう気持ちを込めて拍手を送った






ウジ「…頑張れ、ヒョン」



















『…So hold on no matter what (耐えるんだ たとえこの先)





We'll take our bruises and our bumps...(痣やこぶを作ったとしても)






But know until kingdom come, (知ってるだろう いつまでも)






you're not alone...(君はひとりじゃないんだ)』






…ああ、いい声







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