白い木星 - 2

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〜ジョシュアside〜






Aのステージまであと15分。





今はCNBLUEのコピーバンドを弟達と一緒に見ている





スングァン「ヒョン、僕たちも文化祭でバンドしようよ！！！」





ミンギュ「ジフニヒョンにドラム頼もう！！！」






バーノン「落ち着いて2人とも」






めちゃくちゃ影響受けてる2人を静かに宥めるハンソラ。





楽しそうでなによりだよ






ジョシュア「…それで？





君はどうしてそんな顔をしてるのかな」






ジョンハン「…」






Aと一緒に舞台裏に行ったはずのジョンハンがトボトボと僕たちの元に戻ってきたのは5分前。





また喧嘩でもしたんだろうか





ジョンハン「…ジスや、」





ジョシュア「ん？」





ジョンハン「覚悟しておいた方がいいよ





マジでやばいから」





ジョシュア「…何が？」





突然そんな事を言い出したジョンハニ。





ミンギュ「ヤバいって？」





ジョンハン「…刺激が、脳にダイレクトに来る」





ミンギュ「はい？」





頭を抱えながら何やらぶつぶつ言っている。





数分後、この発言の意味を理解するのだが、





時すでに遅しだった






〜スングァンside〜






既に3組程がステージに立っていたんだけど、





周りに釣られてピョンピョンと一緒に跳ねていたら汗だくになった





た、楽しすぎる…！






ジュン「わ、いよいよダンス部だよ、」





バーノン「ヒョン、カメラカメラ」





照明が消えて、ステージ上にスポットライトが落ちた





いよいよだ





最近はもっぱら演る側だったので、とてもワクワクする






スングァン「！出てきた！！





ヌナファイティ〜…ン…













…え？」






バーノン「ブフッ」






〜♪






ジョシュア「…Wow」





数年前に流行ったT-ARA先輩の【Bo Peep Bo Peep】のイントロと同時に湧き上がる場内。




ハンソラは飲んでいた水を噴き出し、ジュニヒョンに関しては両手で目を覆っていて全く見れてない





それもそのはず





ミンギュ「ね、猫耳、」





スングァン「ちょ、セクシー過ぎてどこ見たらいいのか分かんないんだけど」





バーノン「の割にはガン見じゃんスングァナ」





こんなの、僕たちの知っているヌナじゃない




僕の知っているヌナは、ほら、すっぴんで、ダサいジャージ着てて…これじゃまるでアイドルじゃないか




いや、まあ、アイドル目指してるんだけど





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