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斬れない ページ20
ロビン「いくわよ」
手に持つナイフは
妖しく光る
「…うん」
ロビン「はｧｧｧ…!!」
「(堅くなれ堅くなれっ!
…鉄壁の護り…！！)」
わたしのお腹を
ロビンさんは
ナイフで斬る―――…
はずだった
が、
(ｶﾞﾂﾝｯ
ロビン「…っ…」
「ふぃー
まあこんな感じ」
わたしのお腹付近に差し掛かった瞬間
ナイフは刺さらず
遠くにとばされてしまった
ナミ「いま…なにやったの?」
「心の中で唱えるの
"堅くなれ、鉄壁の護り"…みたいな感じに」
ﾁｮｯﾊﾟｰ「そうしたら本当に堅くなんのか…」
ロビン「まさに無敵の強さ…ね」
「だから"人魚のように泳げ"…みたいに願えば
カナヅチじゃなくなるってわけ」
・
ルフィ「A！！お前、悪魔の実食ったのに
泳げんのか！？」
サンジ「その話もう終わってんだろっ！！」
ウソップ「なｧにｨー！？
つーかA能力者だったのか！！」
ナミ「おまえもかっ…て
気絶してたんだっけ」
この船の人たちはほんと
面白い
いちお秘密を明かして
気持ちは楽になったかな…―――
・
・
・
・
わたしの秘密はまだあるけど
また話す機会があったら
絶対に話すよ
*
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作者名：かものはし x他1人 | 作成日時：2012年12月20日 23時
