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倉庫に入れば
こんにちは、お疲れ様です、と声をかけてくれるみんな。
いつ何が起こるかわからないのに
わたしにまで挨拶をして笑顔を見せてくれることがどこか申し訳なくなった。
｢おい、行くぞ｣
｢あ、うん。ごめん｣
和の声に答えて2階に上がった。
ドアの前でふぅっと息を吐く。
和が扉を開ける前に少しこちらを見た。
｢さっきのことは言う。でも、最後のやつはなかったことにして｣
｢ん。大丈夫｣
もう一度2人で息を吐いてドアを開けた。
｢あれ、遅かったね｣
部屋に入ってすぐスマホをいじっていた潤が声をかけた。
｢まぁ…ね…｣
ソファに同時に座ったわたしと和。
｢永羅が来た｣
和が口を開いた。
｢何人？｣
潤が聞く。
｢2人
渋谷と錦戸だった｣
｢なんか言ってた？｣
やけに潤の声が響く。
｢神輿の準備ができたって言ってた。
たぶんもうそろそろだ｣
和の声がより響いた。
なんだろう。
なんか、いつもと違う。
…あ、そうだ。
雅紀の声がないんだ。
いつも隣にいる雅紀はテレビの前にいた。
声をかけられる感じでもなくて、どうしようかと悩んでいた時、
いきなり立ち上がって扉の外へ出ていった。
ここからじゃ顔は見えなかったけど、
背中が
寂しそう、というよりも悔しそう。
こっちの方が似合っている。
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美央(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2017年8月17日 17時) (
レス) id: 18377afcbc (このIDを非表示/違反報告)
じゅき(プロフ) - リナナさん» リナナさん。はじめまして。コメントありがとうごさまいます( ´ ▽ ` )できるだけ早く更新できるようにしますね！ (2017年2月28日 22時) (レス) id: afa12c18ba (このIDを非表示/違反報告)
リナナ - 早く、続きが見たい！♪( ´θ｀) (2017年2月27日 20時) (レス) id: e79f63a9ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅき | 作成日時：2017年2月21日 21時
