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翔｢早く！！！！｣
怒鳴るような翔の声を聞いて、
動こうとするけど、思うように体が動かない。
心臓がバカみたいにドキドキしてる。
後ろを向いて部屋に戻ろうと階段に近づく。
わたしが階段に近づく度に、
バイクの音も近づいてくる。
もうすぐそこ。
勝利｢Aさん！手、つかまってください！｣
｢あ、ありが…｣
階段の目の前まで来て、勝利が後ろから追っかけてきてわたしに手を差し伸べてくれた。
その手を取ろうとした時。
バァァァァァアアン！！！！！！
爆音とともにたくさんのバイクが倉庫に入ってきた。
誰もが動けずにいたが、すぐに上から3人が降りてきた。
階段の下にいるわたしを見つけると
潤｢A！！ 2階行って！！｣
｢うん…｣
階段を登ろうとした時、
｢ちょっと待ちぃや、嵐姫さん｣
男の声が倉庫に響いた。
わたしと永羅のあいだには翔を先頭に、下の子達が後ろにならび、わたしのすぐ前に3人がいる。
雅｢ｯ…｣
雅紀の目は見えないけど、
その声はとても悲しそうで。
3人が翔の近くへと歩いた。
横｢よぉ、久しぶりちゃうか？緑鬼さんよ。
それもそうか。最後に会ったんは、お前が裏切った日やもんな。
ここの仲間はいつ裏切るんや？｣
和「てめぇ…」
渋「おうおう。そういや、女嫌いのお前さえ好きやもんな、姫さんのこと。
でーも、
いつ俺らみたいに裏切られるかわからへんで？
鬼さんにも、姫さんにも」
和｢は？ 本当の仲間なら裏切りなんてしねぇんだよ｣
心臓にナイフが刺されたような感覚だった。
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美央(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2017年8月17日 17時) (
レス) id: 18377afcbc (このIDを非表示/違反報告)
じゅき(プロフ) - リナナさん» リナナさん。はじめまして。コメントありがとうごさまいます( ´ ▽ ` )できるだけ早く更新できるようにしますね！ (2017年2月28日 22時) (レス) id: afa12c18ba (このIDを非表示/違反報告)
リナナ - 早く、続きが見たい！♪( ´θ｀) (2017年2月27日 20時) (レス) id: e79f63a9ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅき | 作成日時：2017年2月21日 21時
