64 Aside ページ21
実際、永羅の上とは連絡を取っていたが嵐華の重要なことは話してなかった。
もうそろ、痺れが切れる頃だろう。
こないだも、久しぶりに永羅に行ったらだいぶボコボコにされた。
｢なんで情報つかめねぇんだ。｣
上が言うことはいつもこれ。
掴んでるに決まってるじゃないか。
｢てめぇ、永羅ってこと忘れんじゃねぇぞ。上の言うことは絶対だ。お前は俺らに情報を流せばいいんだ。｣
そう言って永羅の幹部部屋を出された。
俺は…
永羅なのか。嵐華なのか。
空の脳ミソはそれを考える機能までなくなってしまったのか。
そして、今、目の前で嵐華の総長は俺に何を言うのか。
永羅ということがバレたら
命はないだろう。
心臓音が部屋中に聞こえてる気がした。
｢そっか〜。ならよかった｣
総長はそう言ったんだ。
｢え？｣と、声が出てしまった。
｢いや、雅紀って来た時は辛そうな顔してたからさ。｣
この人、見てたんだ。
｢じゃあ、俺行くね｣
と、ソファを立ったので俺も立ち上がる。
あ、あとさ…と立ち止まった。
｢俺は、お前が本当の仲間になってくれたらもっと嬉しいかも。
まぁ、雅紀が決めろよ。後悔しないように｣
そう言って扉を出た。
え…
それって…
俺がスパイってこと気づいてるってこと？
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美央(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2017年8月17日 17時) (
レス) id: 18377afcbc (このIDを非表示/違反報告)
じゅき(プロフ) - リナナさん» リナナさん。はじめまして。コメントありがとうごさまいます( ´ ▽ ` )できるだけ早く更新できるようにしますね！ (2017年2月28日 22時) (レス) id: afa12c18ba (このIDを非表示/違反報告)
リナナ - 早く、続きが見たい！♪( ´θ｀) (2017年2月27日 20時) (レス) id: e79f63a9ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅき | 作成日時：2017年2月21日 21時
