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｢俺さぁ、今の永羅の頭のやつらとすげー仲良かったんだよね。｣
真っ赤な夕日が雅紀の先にいる。
ここから見えるのはそれに照らされてる雅紀の横顔。
｢あいつら、中学のとき引っ越してきて中学生っぽいバカみたいなことずっとやってたんだよ｣
その顔はわたしの好きな太陽みたいな笑顔。
その笑顔の奥にあるものを、あなたは今から話すのでしょう。
ｰｰｰｰ
A side
あの頃は本当に楽しかった。
今が楽しくないって言ったら嘘だけど、あの頃はあの頃で毎日が楽しすぎた。
｢なぁ、永羅って知ってるか？｣
すべての始まりはこの、ヨコの1言だったと思う。
｢なんや、それ｣
｢俺も知らないん｣
知らなかった、すばると俺。
｢あ。なんか聞いたことあるわ、それ。｣
錦戸は少し知っていたらしい。
｢この辺の暴走族やねんけど、ほんまかっこええねん！！｣
興奮気味に話すヨコ。
｢暴走族とか、俺やだよ｣
そんなものに興味はなかったし、喧嘩だって自分からすることはなかった。
入るなんて思ってなかったし、入りたいとも思ってなかった。
｢かっこいいんやろな〜｣
なんて乙女みたいに言ってるヨコには言えなかったけど。
それから何日か経った。
夜、ゲーセンで遊んで、もう帰るかなんて言ってた時
｢お前らだろ、喧嘩強いっていう中学生｣
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美央(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2017年8月17日 17時) (
レス) id: 18377afcbc (このIDを非表示/違反報告)
じゅき(プロフ) - リナナさん» リナナさん。はじめまして。コメントありがとうごさまいます( ´ ▽ ` )できるだけ早く更新できるようにしますね！ (2017年2月28日 22時) (レス) id: afa12c18ba (このIDを非表示/違反報告)
リナナ - 早く、続きが見たい！♪( ´θ｀) (2017年2月27日 20時) (レス) id: e79f63a9ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅき | 作成日時：2017年2月21日 21時
