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車に乗り込む。
運転席にはいつものスキンヘッドさん。
車が動き出して少し潤が口を開いた。
｢永羅と雅紀。勘いいAなら、なんかあるなって思ったでしょ？｣
｢うん…まぁ…｣
少し間をおいて潤が話し始めた。
｢俺らも深くは言えない。雅紀のことだからさ。
ただ、嵐華と永羅との関係の火種に雅紀が入っているのは間違いではない｣
ごめんね、ちょっと回りくどいねなんて
笑う潤。
ふぅと息を吐いて言葉を続けた。
｢あいつ、もともとは永羅だったんだよ｣
そういうことだったのか。
それじゃあ、なんで雅紀は嵐華に？
なんで永羅のやつらは雅紀を敵にしてるの？
やっぱり疑問は出てくる。
前を見ていた潤がわたしのほうを向いて
｢ごめん。これ以上は言えない。｣
そう言った。
｢ううん。謝らないで。
ありがとう。教えてくれて｣
潤は凛々しい眉を少し困ったようにして笑った。
｢でも…
雅紀はきっとAには話すんじゃないかな、自分のこと｣
｢…なんで？｣
｢なんとなくだよ。
仲間には秘密を作りたくないものだからさ｣
｢……そっ…か｣
｢あ、着いたね。ここで大丈夫？｣
｢うん。ありがとう。｣
｢じゃあ、気をつけてね？｣
｢うん。運転、ありがとうございました｣
最後にスキンヘッドさんにお礼をするとペコペコと頭をさげていた。
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美央(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2017年8月17日 17時) (
レス) id: 18377afcbc (このIDを非表示/違反報告)
じゅき(プロフ) - リナナさん» リナナさん。はじめまして。コメントありがとうごさまいます( ´ ▽ ` )できるだけ早く更新できるようにしますね！ (2017年2月28日 22時) (レス) id: afa12c18ba (このIDを非表示/違反報告)
リナナ - 早く、続きが見たい！♪( ´θ｀) (2017年2月27日 20時) (レス) id: e79f63a9ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅき | 作成日時：2017年2月21日 21時
