*†*・*†赤鼻トナカイと最低サンタ【Jun&Sho】†*・*†* (ページ7)

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【エントリーNo.1：相葉さんの場合】

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一番初めに面接会場にやって来たのは、相葉さんという方でした。

履歴書には元気いっぱいな、笑顔の証明写真

動物園で働いているそうです。動物好きって言うのは、非常に好印象です。

仲良くなれそうな気がします。

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潤「相葉さん、貴方はどうしてサンタクロースになりたいと思ったのですか？」

雅「ねえ、それよりさ！その頭に生えてるツノって本物なの！？」

潤「え……あ、はい…僕、トナカイなので…」

雅「うっそ！初めて見た、触らせて！！」

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身を乗り出して、キラキラとした好奇心にあふれた瞳で

相葉さんは、僕のツノを掴みました………とても、力強く

俗にいう馬鹿力ってやつなのでしょうか。

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潤「いったあああああああああああああああああああああああ！！！！！！」

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【エントリーNo.2：大野さんの場合】

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智「どしたの、その……ツノに巻いてるやつ。包帯？」

潤「一悶着ありまして」

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次にやって来たのは、大野さんという方でした。

普段は絵描きさんをやっているそうです。芸術に興味があるというのは素晴らしいことです。

想像力が豊かということは、夢見ることに前向きな証です。

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智「それは災難だったねえ…」

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おっとりとして、優しい口調。

心底、僕のことを気遣ってくれるその姿に思わず涙しちゃいそうになりました。