中間じゅんぺろ (ページ28)

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「……で、」

「誰あいつ。彼氏？」

『…はぁ？』

…えっなにこれ。

あんまり良くないテストを親に見せてる時みたいな緊張感どうにかして。

『えっなんでそうなるの』

「無駄にラブラブやったやん」

こんなんされてさぁ、って頭を撫でまわされる。

『いや、こんなぐしゃぐしゃされてないから！』

「ふーん」

『…ちょっ、、ふーんじゃなくて！』

『…え、本当に何？どうしたの？』

ついに頭おかしくなちゃったのかな、、

ってなんか心配なんだけど、

大丈夫、お前よりはマシ、とか言われるだろうし。

「…俺でもやったことないのに」

ボソッと一言呟いた。

『え、いや、今やってるじゃん』

「……はぁ」

「…ほんまわからへん奴やな」

アホ、って言われても。。

『いやいや、、こっちのセリフだから！』

「…ほんまになんやねん、、」

『え、それもこっちのセリフ……』

「普通にこんなんできる奴の気が知れんわ、」

「俺なんかこんな緊張してんのに」

『えっ』

『えっ……緊張……』

なんで？って一応聞いてみる。

「なんでって、、お前は緊張してへんの？」

『いや…してるに決まってんじゃん……』

『…でも淳太が』

「…ん？俺が？」

『なんか…ついに頭おかしくなったみたいだから、』

そっちの方が気になる、って言ってみた。

「それは……しゃあないやん」

「……お前のことばっか考えすぎて」

「もう軽くノイローゼ」

『……え』

お前にだけは言われたくない、って言われなかった。。

お前よりはマシ、とも言われなかった。。

それなら私だって…

淳太が何考えてるのか考えすぎてノイローゼだよ…

ほらもう……自分でも何言ってるかわからなくなってきたし。。、