中間じゅんぺろ (ページ22)

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『この前の髪型さぁ……』

『実は似合ってなかったり…した…？』

濵田「えぇっ！なんでやぁ！！めーーーっちゃくちゃ可愛かったで！？」

誰かになんか言われたん！？って心配してくれる。

そう、まだまだ気にしているのです。

淳太のリアクションがペラッペラだったこと。

…よりも、なんか最近冷たい気がすること。

だからそんなに変だったかなぁ、私なんかしたかなぁ…とか、

恋する乙女に悩みは尽きません。(黙れ)

『…はまはま優しいねぇ、、』

そう言ってコーヒーを置いて課題に意識を戻す。

濵田「そろそろ行こか、」

『えっ、もう昼休み終わり！？』

時計を見るともう昼休みが終わる5分前。

あー、課題今一つ進まなかったな…

あー、次の授業淳太と一緒だな…

…共に気が重い。

あんなに淳太に会うのが楽しみだったのに、最近の淳太と言ったら、、

冷たいっていうかなんか機嫌わるいのかなぁ、って感じがするんだもん。。

淳太は思ってることが表情に出るタイプだから、こういう機嫌悪いですオーラもしっかりわかるんだよねぇ。。

機嫌悪い時そっとしといた方がいいタイプの人と、どうしたの？って聞いていいタイプの人がいるじゃん？

淳太の場合は…どっちかわからないからとりあえず黙ってるんだけど、それはそれでとっても気まずいんだよなぁ…

…とか思ってたらもう次の教室に着いちゃった。

濵田「ほな…また連絡するわ、」

『うん……じゃあね、、』

はまはま、移動中何も話しかけてこなかったな。

あぁ、私もテンション低いですオーラ出ちゃってるかな…。

はまはまにも気遣わせちゃってるかな…。

こんなどうでもいいことで他人を振り回しちゃってる自分が急に嫌になってため息をついた。

濵田「…どうした？行きたないん？」

ため息、聞かれちゃってたか。ダメだなぁ私。。

『あぁ…まぁ、そんなとこ、、』

濵田「じゃあさ、、」

濵田「一緒にサボろうや！！」

…一緒にサボる？

そう来たか！！

自由にサボれるのが大学生の醍醐味やんか！とかいう謎理論を展開される。

まぁ出席取らない授業だし1回ぐらい…

『…駅前のかき氷屋さん行きたい！！！！！』

これを機にサボるのにハマっちゃったらどうしよ(=^・^=；)