中間じゅんぺろ (ページ18)

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"Aちゃん、もしかしてジャニオタ？"

『そうなの！！バレた？♡』

"いやいや、ツアバで学校来てる時点で隠す気ないやろ？(笑)"

"私もそのグループめっちゃ好きやねん！今度ライブあったら一緒行かへん？"

『え！いいの！？行こう行こう～(*^^*)』

よっしゃ、新しいクラスでジャニオタ仲間ゲット。

ツアーグッズを普段使いするのも、こうやってオタク仲間に声をかけてもらえるかも？っていう期待の末だったりする…()

やっぱり同じ趣味について語り合える人が周りにいると良いよね。

このメンバー、意外と当たりかもしれないぞ。

淳太が同じクラスだともっと良かったんだけどね…。

こんな風に授業が早く終わって自己紹介タイムが開催されてたけど、もうすぐ休み時間。

よし、次の授業は淳太と一緒のやつだから早めに移動しとこう。

いつも開始1、2分前に滑り込む派だから、先に着いてたら驚くだろうなぁ。

たまには驚く顔見せてもらおうじゃないか((*^^*))

濵田「な、Aさん…やろ？前も同じクラスやったよな？」

『あっうん、…なんか見たことあるなぁと思ってた、、』

あ、まだ続いてたんだこの時間…

プチドッキリ仕掛けなきゃいけないから手短に頼むよ。(大げさ)

濵田「あの俺、濵田崇裕って言うねんけど、」

濵田「その、同じ学科やし！…仲良うしてな！」

…それだけなら次週でもええじゃないかー！…なんて思ったのは秘密だけど、

『あぁ、、うん、よろしく…！次授業だからまたね！！』

そう言って忙しいですオーラを出しながら身をひるがえして走り出した、、

が、、、

濵田「えっちょっ…、まだ休憩入ったばっかやし、！」

彼、めちゃくちゃ足が速い…

こう見えて運動神経には結構自信ある方と思ってたのにすぐ追いつかれちゃった…。

いやそこじゃない。

濵田「…次、何の授業なん、？」

『えっとね、、東洋文学史だった気がする…』

濵田「まじかぁ…ちゃうなぁ………」

濵田「ほなまた、、一緒の授業あったら話そな…。」

結局こうやってすぐバイバイして次の教室に向かった訳だけど、

濵田「ぁぁ照史ォォォォ！話せた…！」

桐山「ふっ、見てたで(笑)おめでとう(笑)」

こんなの知らなかったし。。