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おそろいシャンプー - 緑 ページ48

お風呂上がり、体を拭いて服を着ればドライヤーを持って神ちゃんのもとへ。





「はい、今日もお願いします」





返事は聞かずにテレビを消してソファに座る神ちゃんの足の間に収まるようにソファの下に座る。






「全然ちゃんと髪の毛拭いてないやんか淳太」






笑いながら肩にかけていたタオルでわしゃわしゃと犬を撫でるみたいにされる。






「だって、彼氏さんがやってくれるし」






「そりゃ、かわいい彼女からのお願い断われるわけないじゃないですか」







そんな事を話しながら髪の毛を乾かされる。


ヘアオイルをつけてくれたり、洗い流さないトリートメントをつけてくれたり。



だんだん髪の毛がサラサラになっていく気がする。







「今日も淳太くんの髪の毛はトゥルトゥルなりました。」






肩を叩かれた合図とともに体ごと後ろに振り返る。







「今日もありがとうございました」






「なら、次は顔しましょね」






お腹に顔を埋めようとした瞬間に、両手で頬を挟まれる。






「ちゃんとメイク落とした?」






「落としましたー」






クレンジングや化粧水が入った箱をちょいちょいと寄せて今日使うであろうものが並べられる。






「なら、始めますよー」






化粧水と乳液は絶対。

たまに、神ちゃんが俺の肌質とか見て美容液つけてくれたりする。


本物のメイクさんみたい。






「神ちゃんわざと痛いようにつねっとるやろ」






肌に馴染ませるのに軽く叩くのは分かるけど俺はよく頬をつねられる。







「わざとやないよ、たまたまやって」






にやにやしながらまたつねってくる。






「嘘つき、嫌いや」






「ほんとに?」






緩んだ頬をキュッと俺の好きな顔に戻して聞いてくる。






「腹立つくらい好き」






「よく出来ました」






邪魔じゃないようにと結ばれた、前髪でいつもは隠れているおでこにキスされる。



・→←椛とカメラと君と - 紫



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設定タグ:ジャニーズWEST , メンバー内恋愛 , 中間淳太   
作品ジャンル:タレント
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(プロフ) - つきみさん» ありがとうございます。そう言っていただけてありがたいです!期待に逸れるよう書かせてもらいます! (2018年11月10日 15時) (レス) id: 35348df3b1 (このIDを非表示/違反報告)
つきみ - 初めまして。 お話読ませていただきました! 愛されている黄さんすごく可愛くて素敵でした。ハロウィンの続き、楽しみにしています。 (2018年11月9日 22時) (レス) id: 90baa9fa42 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年7月10日 18時

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