ソーダ - 虹 ページ4
「はぁ、あっつい…」
マンション8階の角部屋扇風機の前で倒れるけむくじゃらと1人
この部屋に残った君の残骸はそこのけむくじゃら
「あついあつい言わんといてや、こっちも暑なるんやから」と笑って返してくれた君はもういなくて
今はたまに返ってくる「にゃー」と鳴いた声だけ
2人と1匹のお話は開始1年で見るも無惨に終わっちゃって
それもそう2人とも相手に嫌われたくなくて喧嘩をすることもなく、浮気なんてもってのほか
それが悪かったのか、2人とも相手の表向きの顔しか知らずお別れ
どうしてちゃんと話し合わなかったんだろうと考えることもあるが考えても胸が痛くなるだけ
君が居なくなり空っぽになった胸が、
気の抜けきった色が付いているだけの甘ったるいソーダのような想いを伝えるために
けむくじゃらをつれ君の家に行こうか
end.
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sumikaのソーダという曲をイメージしました!
これからは曲をイメージした話もかけていけたらなと思っています!
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菻(プロフ) - つきみさん» ありがとうございます。そう言っていただけてありがたいです!期待に逸れるよう書かせてもらいます! (2018年11月10日 15時) (レス) id: 35348df3b1 (このIDを非表示/違反報告)
つきみ - 初めまして。 お話読ませていただきました! 愛されている黄さんすごく可愛くて素敵でした。ハロウィンの続き、楽しみにしています。 (2018年11月9日 22時) (レス) id: 90baa9fa42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菻 | 作成日時:2018年7月10日 18時