自由奔放猫さんと、- 紫 ページ27
「あっ、また甘噛みした
濱ちゃんもー3回目やよ?」
「そんなの数えやんといてや〜、恥ずかしいやんか〜」
俺が出演しているバラエティ番組を寝っ転がりながら観てはくすくす笑ってる
淳太の猫っ毛が太ももの上で動いてくすぐったい
いまあれっ?と思ったそこの方、大丈夫俺もあれっ?って思ってるよ
「なんで淳太俺にしてくれへんのに俺に膝枕されてんの?てか、クッションなしでも良くない?地味に傷つくやん」
そう、俺の太ももに頭を乗せて寝てるのだ。しかもなぜか間にクッションを挟んで
「いーやんか、それに濱ちゃんの太もも筋肉ばっかで頭痛いんやもん」
貶されたのか、褒められたのか。
「でもわざわざクッション挟んで寝転ぶんやったら、ソファの手置く所に頭のせたらいーやんか」
「いーの、俺は今ここでフィットしとるし
それに、猫みたいで可愛いやろ?」
わざと狙ったように俺の目を見て言ってくる
「なら明日は俺に膝枕してな、猫さんよぉ」
「えー、気が向いたらな」
またくすくす笑って太ももがくすぐったい
だから、猫をあやすみたいにのど元を触って、鼻をつまんでぐにぐにする
「いやー、もう濱ちゃんやめてーやー」
鼻をつまんでるせいで声が変になってる
「淳太が明日絶対してくれるってゆうまで離しませーん」
「やったるからー!もーやめて!濱ちゃんのわがままやろーめ」
すごい勢いで拒否しながら約束してくれたので手を離すと俺の顎の裏をすごい勢いでつついて攻めてくる
「あーぶーないやんかぁ!」
「あとっ!あたっ!とぉっ!」
どこぞのカンフー役者やと言いたくなるほど掛け声だけはしっかりしてる
「あとっ!じゃないよ危ないからやめぇ」
それでも危ないのは危ないから指を掴んで強制終了
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菻(プロフ) - つきみさん» ありがとうございます。そう言っていただけてありがたいです!期待に逸れるよう書かせてもらいます! (2018年11月10日 15時) (レス) id: 35348df3b1 (このIDを非表示/違反報告)
つきみ - 初めまして。 お話読ませていただきました! 愛されている黄さんすごく可愛くて素敵でした。ハロウィンの続き、楽しみにしています。 (2018年11月9日 22時) (レス) id: 90baa9fa42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菻 | 作成日時:2018年7月10日 18時