QunQun part2

VS - 緑・赤 ページ13

橙視点です！
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皆さんおはようございます

ここでご相談があるんですけど、




「あっ、淳太おはよう」



「おはよう神ちゃん、今日はえらい早いな」



「うん、最近淳太にそんなに会えてへんやろ？やから今日は頑張って早く来てん」



「そっ、そう」



すみません、話が途切れてしまっていやでも丁度いいタイミングか？

まぁ、ご相談と言いますのはこの中間淳太率いる神山智洋くんと重岡大毅くんに関することでありまして。

皆さん気づきましたか？さらっと女子なら落ちるような事を言い放ったことを。




「じゅんたーーーー！！！！！」




ドアの閉まる音よりも早く淳太くんのもとにたどり着いて抱きしめようとしてくる重岡大毅くん

まぁ、当の本人は必死に逃げてますけど




「はい、おはようシゲ」




「うん！おはよ、う」





こうゆう時の"とりあえず"の対処法は知っているらしく、神ちゃんの横に座りにいく。


すると体の動きが止まるどころじゃなく、口の動きさえも止まる。






めっちゃおもろいやんあいつ。




まぁ、あれは"とりあえず"、早く逃げやなあかん。



それは多分淳太くんも同じことを考えていて、立とうとすると、




「淳太？どこ行くん？やっと俺にしようと決めてくれたんやろ？」



「淳太は俺のやもんな、最初からずっと」




右腕を神ちゃんに、左腕をしげにひっぱられている。気持ち悪いぐらいにこぉっとした笑顔の2人に。






はぁ、詰んでるやん。




「やーかーらー、俺はどっちにつくとかないから、それに俺は人間、ものじゃない！」




あんなん言っても無駄やろーに



「もう、そんな照れやんといてや俺の彼女になってくれるんやろ？」



「いーや！神ちゃん俺の彼女取らんといてくる」




大人しく座った淳太くんを挟んでバチバチ火の粉が飛んでいるのが見えるぐらい睨み合ってる。





「うるさいなぁ！照れてないし、彼女にもならへんし、お前の彼女じゃない！！」



淳太くんが怒っても「ほらしげのせいやって」とか「かみちゃんがわるいんやろ」とかまた言い合っとって、淳太くんが怒るのもわかる。



まぁ、こっちからすれば淳太くんも淳太くんやけど



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