僕だけの君-JJ- ８

ファンの待ち伏せ　JJ ページ7

A…待ってて…

絶対不安がってるよね？
自分のせいって思ってるよね？


違うよ…もうすぐ付くから！！



チャンミンから連絡があって無我夢中で家を飛び出した。

空港でチケットを何とかとるとすぐに飛行機に乗って日本へ。


マネージャーからの電話が何度もあったけど、静かに電源を落とした。



・


日本の空港に着くと、タクシーにのって家に急ぐ。

早く・・早く・・・


日本のタクシーは平和すぎる…本当に安全運転…！


やっとの思いで、家の前に着く。
だけど、降りれなかったからもうちょっと先の所で降ろしてもらう。


オレの姿を見た瞬間、叫びながらこっちに向かってくる。


韓国人のファンばっかり…いや…日本人のファンもちょっといるか…


JJ『君達なにしてる！！』


『オッパー！結婚なんていや！！』


『皆のオッパでしょ！？』


JJ『オレの大事な人を傷つける奴はファンじゃない！』


『オッパ…ひどい！今までずっとオッパのこと愛してたのに！』


JJ『それは感謝してるよ。ファンミーティングに来れなかった子たちだよね？

まだ若い子もいるのに何してんの？早く韓国に帰りなさい！』


そう言うと、諦めたようにファンがとぼとぼと帰っていく。

だけど、オレの目の前にいた３人組のファンは立ち止まったまま…


JJ『君達もかえって。オレの為なら帰れるよね？』

『…オッパのこと大事にしてくれるの！？』

JJ『オレが大事にしてるの。彼女は誰よりも大事なんだよ』

『だけど…』

JJ『ごめんね。帰って。オレ、行かなきゃいけないから…』


オッパ！！って声が聞こえてきたけど、無視してエントランスに入って警備員にカードキーを見せる。

警備員「ジェジュンさん…上にファンの方々が…」

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