僕だけの君-JJ- ８

到着 ページ25

助産師「Aさん。旦那さんが間に合わなくても、もう産みましょう！もう限界ですよ！」


一生懸命、首を振った。


お母さん思いの子なら、待ってくれるよね…？

ジェジュンが来るまでちょっとだけ我慢して…



それから10分くらい戦ったけど…


助産師「もう頭が出ていますよ！この子も苦しいんです。」


その瞬間、廊下でジェジュンの声がした。


JJ「Aは！？どこにいんの！？

もう産まれるの！？ココ！？A！！」


その瞬間、安心したのかすぐに赤ちゃんは出てきてくれた。


ウギャー！ウギャー！と泣いている赤ちゃんを見て、思わず笑みが零れる。


廊下にいるジェジュンの声は、赤ちゃんの泣き声で聞こえなかったけど幸せだった。



助産師「女の子ですね^^ おめでとうございます」


実は、ジェジュンと一緒に決めたことがあって…

赤ちゃんの性別は、産まれるまで知らないことにしておこうって。


「女の子……」


ジェジュン、貴方の夢が叶ったね。
初めての子供は、双子か女の子がいいって言ってたもんね。


すぐに赤ちゃんは、別の部屋に運ばれて母親の私の治療になった。



ジェジュン、絶対に幸せになろうね………



この子と

私は、貴方だけだよ。





愛してる。

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