僕だけの君-JJ- ８

やっとこの日が… ページ24

ジェジュンに会えないまま、半年くらいが経ったかな。

ジミンちゃんたちがいてくれたから、なんとかやっていけた。


ちょっと怖いことがあったけど…

女の子が、わざわざ私たちの家に来て、
「チェックメイト」って言って、小さな刃で私の頬を切りつけた。

小さなかすり傷みたいなものだったから、今はもう傷も残ってないけど
やっぱり、ジェジュンを取られるのは苦痛だったのよね。

テレビでも、しばらく私たちの噂が流れてた。


でも、ジェジュンがファンのみんなに

「僕は、東方神起である前に１人の男なんです。
恋もするし、大切な人とも愛し合いたいって思います。

みなさんのジェジュンは、ここにいます。
だけど、東方神起を離れると僕は普通の男です。

お願いです。認めてください」とファンのみんなの前で土下座をしてくれた。


それからファンのみんなは徐々に収まってきた。


・

そろそろ出産予定日で、ジェジュンは絶対帰るって言ってくれたのに…
間に合わず今日の朝に破水して、陣痛が続いて急いで病院に連れて行ってもらった。



ｼﾞﾐﾝ「チャンミン！早くオッパ呼んでよ！！」

CM「もうすぐ来るって！！」

ｼﾞﾐﾝ「産まれちゃうよ！！早く！！」

香「ちょっと！ユノ、どうすんの！？」

YN「えっ…でもジェジュアもう来るよ！」

ゆい「ねぇジュンちゃん！！」

JS「え？何！？僕なんかした！？」


赤ちゃんを産む部屋で、痛みと戦いながら助産師さんになだめられている私。

痛くて仕方がなくて、叫んでる私にもみんなの声は良く聞こえた。


香たち…
色々あって宿舎に来れなかったのに
もうジミンちゃんと打ち解けたのかな…

赤ちゃん産んだら、ゆいとジュンちゃんの恋話聞かなきゃ…


朦朧とする意識の中、そのことを考えてた。

到着→←過激な人だけじゃない

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す