僕だけの君-JJ- ８

つわり　JJ ページ12

「こっち向いて…」

A「ん…」

オレの胸の中の顔をゆっくり上げる。

ちゅっちゅっと顔中にキスを送る。


やめてよ…って言ってるけど、やめてあげない。


ほんと・・・・かわいすぎる・・・・


この子は、オレと出会うために生まれてきたくれたんだ・・・・


きっとそう。


オレもAに出会うためだけに生まれてきたんだよ。



A「なに？そんな人の顔じっと見て…」


「んー？ あ、かわいいからみとれてた」


A「冗談やめて！あっちいこ？」


「もう？オレ、Aに会いたくて会いたくて帰ってきたのに・・・

ねぇ・・・・まだ安定期じゃないよね？」


A「まだよ・・・あ、ちょっとまって・・・・」



オレの胸を思いっきり押してベッドから降りていく・・・

慌てて追いかけるけど、着いてこないでって叫ばれた。


トイレのドアをドンドンとたたくけど、せき込む音しか聞こえてこない。

これに気付いたジミンが急いで走ってきてオレの腕をとる。


ｼﾞﾐﾝ「オッパ！！オンニはつわりで苦しんでるの。つわりはまだ続きそうで・・・・

お医者さんが言うには、安定期まで続くらしいの。だから、そっとしといてあげて」


つわりか・・・・・

やっぱりそれって辛いのかな・・・・

姉ちゃんのきいとこ・・・・


ジミンの後をついて、お昼ご飯を手伝ってあげようとキッチンに向かう。


「ジミン？これ、ポテトとばっかり・・・」


ｼﾞﾐﾝ「普通のポテトじゃないよ？

マックからオッパ達が仕入れてきたの！」


「え・・・・・？」


ｼﾞﾐﾝ「なんか、急にポテト食べたいって言われたから、

そこのマックでポテト買ってきてあげたの

そしたら、もうこれしか食べれないって・・・・」


「でも、こんな塩分の多いもの悪いんじゃないの？」


ｼﾞﾐﾝ「さぁ・・・・でも、オンニが食べたいって言うんだから問題ないでしょ？」

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