4話…【side-J】 ページ4
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差し出された鍵を穴が開くほど見つめる。
なんだろこの状況。
俺、フラれるの？
俺たち、結構うまくいってたよね？
「…別れたいの？」
やっとのことでひねり出した言葉は、とても情けないことに低く震えていて、どうしてもあの人の顔なんて見れたもんじゃなくて。
目の奥が熱い。
うっかり顔を上げたら泣いてしまいそうだ。
「…ぇ？」
あの人の短い言葉さえ、今は聞きたくなかった。
差し出された銀色のものを弾き飛ばして、白くて細い手首を掴んで自分の身体に寄せる。
少し抵抗を見せた身体を、寝室に引き摺るように連れて行って、ベッドの上にその身体を投げ飛ばすように手放した。
「何すんだ…っ！」
起こそうとする身体を押さえ込んで乗り上げると、大きな瞳が驚いたように見開かれている。
薄く開かれた唇に、捻じ込むように深々と口付けて両手首を片手でベッドに縫い付けた。
暴れはじめた足も太腿に乗り上げて封じて、唇を開放してその首筋に噛みつくと、白い身体がびくりと震える。
「ま…まつ、じゅん！？」
戸惑いながら必死に抵抗する身体を押さえつけて、シャツをまくり上げて手首を縛りあげると、下にある身体が息をのんだ。
「やろめよ！っなんで！」
「ねぇ…翔くん、俺と別れるの？」
「なに、言って…ぁ」
曝け出された胸の飾りに噛みつくと、白い身体が跳ねる。
その反応が心地良くて、心臓の上の鼓動が一番強く感じられる場所を強く吸い、真っ赤な痕を付けた。
「でもダメだよ…俺は絶対、貴方を離さないから！」
そこからの俺は…。
そりゃもう、酷いものだった。
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ロッシュ(プロフ) - みやびさん» はじめまして。コメントありがとうございます。これからも気に入っていただけるようなお話を書きたいと思います(o^^o)よろしくお願いします☆ (2017年7月10日 21時) (
レス) id: 205fd6a8bf (このIDを非表示/違反報告)
ロッシュ(プロフ) - ゆーなさん» コメントありがとうございます(o^^o) お兄ちゃんな翔さんと弟な潤くんの関係性が実は大好きです☆ワクワク学校も可愛かったですね〜♪ (2017年7月10日 21時) (レス) id: 205fd6a8bf (このIDを非表示/違反報告)
ロッシュ(プロフ) - よむママさん» はじめまして。コメントありがとうございます☆ リアル感を大事にしているのでホントに嬉しいです(*^^*) これからもよろしくお願いします♪ (2017年7月10日 20時) (レス) id: 205fd6a8bf (このIDを非表示/違反報告)
ロッシュ(プロフ) - あかしさん» あかしさん、こんにちは(*^^*) 合鍵、自分でも気に入っていたので、気に入っていただけて嬉しいです☆必死な潤くんが可愛くて、こうだといいなぁ…なんて思ってました〜。 (2017年7月10日 20時) (レス) id: 205fd6a8bf (このIDを非表示/違反報告)
みやび(プロフ) - 初めまして。こういう翔潤大好きなんです！これからこんな翔潤またまた読めたらなって勝手に思ってます笑 (2017年7月5日 22時) (レス) id: f81e0c7a5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロッシュ
| 作成日時：2017年6月28日 0時
