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「………………え?」
と顔をあげた。
今なんて言った?嬉しい?
え?
「………え?なんで?なんで嬉しいん?」
望「え?アホちゃうか?バカなんか?」
「え?アホなのか?」
望「 せやから………俺もAのこと好きだからやろ」
「望が………私のこと好き?」
望「おん」
「望が………私のこと好き?!」
望「おん(笑」
「ええええええええええ?!」
信じられへん。何これ夢?
あ、ほら望くん魔法使いやから。
まって、そうなるとどっから夢なの?!
望「Aは?Aの口から聞きたい」
って悪い顔する望。
「〜〜〜〜っ」
ひどい。ずるい。はずい。
目なんか見られへんから、顔を伏せて、精一杯の「好き」を言ったのに、
望「何?聞こえへん、ていうかこっち見て、俺の目見て言って」って。
ドSかお前は。楽しそうやな。
多分今までの人生で一番頑張った。
これからの人生の中でかも分からん。
下向きたいのこらえて、望の目見て、
「好き………やねん………ずっと」
一斉一代の告白をした。
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作者名:きなこ | 作成日時:2017年5月28日 12時