幼なじみ×高校生《桃》 (ページ7)

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「っ～～～～？！？！？！」

って声にならない声をあげながら、上半身を起こして座ったまま、フェンスの方に思わず逃げた。

何？！なんなん今日？！

涙もひっこんだわ！

本日2回目、いきなり登場小瀧くん。

怖いわ！イリュージョン！魔法？！

望「やっぱA足速いわー、つかれたー」

って私の前に座り込む望。

"キーンコーンカーンコーン"と予鈴がなった。

「………授業始まっちゃうよ、望行かんでええの？」

望「そんなん、Aも一緒やん(笑
Aは？行かんでええの？」

「うん」

望「じゃあ、俺も行かん。サボる」

「初サボりや」って楽しそうな望。

ちょっと待ってよ、この状況は何？！と軽くまたパニックに陥ってたら

望「ていうか、なんで泣いてたん？」

って聞いてくる望。

「………」

望ともう一緒にいられへんくなるんかなって思ったから。

なんて、自分の気持ちを多分知られてるのに、言えへん私。

どこまでもいくじなし。

空に光るお天道様を見て、ひどいよ神様。私が何したって言うのって心で思う。

こんな仕打ち聞いてへんよ。