今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:4,820 hit
小｜中｜大
20 ページ20
「おっはよー！A〜今日どうしたの？すっごい可愛い！どこか行くの？」
教室に入った途端、絢が核心を突いてきた
気づくの早いよ…
……でもこれは気づくよね、服もメイクも違いすぎて
「ううんどこも行かないよ」
「え〜てっきりデートとかそういうのかと」
「ま、でもAそういうのも悪くないむしろ似合ってる！可愛いに綺麗が増してて私は好きだよ」
「…ありがと」
朝公大さんに絢と同じような事言われたなってその時の事思い出してなんか照れ臭くなった
「ねぇ、Aなにこれ？」
絢が指さした先には公大さんから頂いた朝ごはんの袋
「これ朝ごはんなんだ今日朝ギリギリで食べれなくて…」
「そかそかまだ教授来てないし食べちゃっていいと思うよ」
「そうだね、そうする」
席について公大さんの手作りのおにぎりを頬張る
美味しいな…
少し薄めの塩の効いた白米に合う蜂蜜の梅干しのおにぎり
あまじょっぱさがまたいい
今度お礼がしたいな…
なんか尽くされ過ぎてる気がするというか多分そう…
また 同じ大学だし 会えるよね？
窓の外を眺めてしまう
そこにいるのかどうかもわからないのに
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アイコ | 作成日時：2019年7月25日 23時
