今日:14 hit、昨日:2 hit、合計:4,830 hit
小｜中｜大
16 ページ16
とにかく干された服を着ようと起き上がろうとしたら
「嫌や、」
公大さんが寝ぼけているのか
手を腰へまわしてきた
「ひ、あ、？！」
まって余りにも刺激が強すぎる
このままじゃ危ない気がして手を振りほどいて服を身につけた
あ〜どうしよ昨日と同じ服で大学へ行くのは……ちょっと流石に洗ってもらっていたにしても…………ね…
｢おはようAちゃん｣
「わ！？」
こんな事を考えていたら突然後ろから公大さんが話しかけてきてびっくりした
｢起きたんですか……｣
「うん…びっくりしやんといて」
「すみません……」
私の格好を見るなり
「あぁ乾いたみたいやな良かった」
と一言だけ残して脱衣場へと向かっていった
やっぱり洗濯とかしてくれたのかな…
ほのかに香る自分のじゃない柔軟剤の香りには気づいていたけど…
なんか気が利くというか優し過ぎないかな
公大さんって
彰人の事もそうだけどこんなどうでもいい知らない女を助けてくれて
しかも魔除けなんてなぁ……
こんな人には彼女とかいるんだろうな
……私には関係ないだろうけど
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アイコ | 作成日時：2019年7月25日 23時
