かまぼこ隊の短編集！！

嫉妬されてた。リクエストだよおおん！ ページ12

炭治郎

任務帰り。ただいま〜と戸を開くと玄関でたんじろうが待っていた。
「ど、どうしたの？」
私がそう聞くと急にぎゅっと抱きついてきた。
「わあっ、なになに！」
「今回の任務は、誰とだったんだ？」
唐突な質問に頭にはてなを浮かべつつ「ぜんいつ、、、」と答えた。
「、、、善逸に、助けられたか、、、？」
「へ？う、うん。」
「、、、！？じ、じゃあ、慰められたりとか、、、！」
「んー、さらっと、、、？」
私が答えたと同時にたんじろうがばっと肩に手を置き身体を離した。
「これからの任務は全部俺が行く！助けるのも慰めるのも俺だけで大丈夫だっ！！」
そこには何故かお怒りたんじろうくんがいました。




善逸

今日はお友達と遊びますっ！家に呼ぼうと思ってたんだけど
「Aっ！俺とイチャイチャしよ〜っ！」
と、この人がこんな感じなんでちょっと追い出すことにしました。()
「今日は！お友達が来るので！ちょっと外で遊んできてください！」
ぜんいつの答えも聞かず扉を閉める。外からガヤガヤと聞こえてくるぜんいつの声。しかし急に静かになったと思うと
「あ〜。そう。わかったよ。」
と少し怒り気味の声。怒らせちゃったかな！？と扉を開けるともうそこにぜんいつはおらず。しょうがなく友達が来るのを待つことにした。

夕方。友達と別れて私も外へやってきた。ぜんいつを探すため。川沿いを走っているとそこにぜんいつを見つけた。
「ぜ、ぜんいつっ、、、！」
と駆け寄ると怒った顔のぜんいつがこちらを向いた。
「何。」
その顔を見ていられなくて思わず抱きつき、ぜんいつを出ていかせた理由を話す。
「ごめんっ、、、お友達女の子だから、ぜんいつに目移りされたくなくてっ、、、！」
頭の上から「えっ」と言う短い声が聞こえてきた。
「女の子、、、だったの？」
「うん。」
とほぼ泣いてる顔で頷く。
「なあんだ〜、、、男が来るのかと思って、怒っちゃったじゃん、、、」
私が必要に外に追い出してしまったからそんな勘違いをしてしまったらしい。ぜんいつは私の頭を撫でながら
「大丈夫。俺は一生Aしか愛さないよ」
と言ってくれました。






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